2015年 03月 15日 ( 1 )

『アウトソーシング。』

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今日は、安芸高田市吉田町にて、

お引き渡し前のM様邸をお借りして

「薪ストーブのある家(ゼロエネハウス)」

の完成見学会を開催しております。

”木の家”らしい室内のしつらえと、

盆地特有の気候= 夏は暑く冬は寒い吉田町での快適さを

エヌテックオリジナル”解”でご提案しています。

一昨日測定したC値(相当隙間面積)は、「1.0㎠/㎡」でした。

薪ストーブの煙突がありながらのこの数値は素晴らしい!

他の性能と違い気密は設計が出来ませんから、

測定の際には現場はピリピリしています。

いい結果が出て良かったです。



この度の見学会は事前予約制となっておりますので

エヌテックまでお申し付けくださいませ。

TEL:082-509-5771

ご入居前のお住まいをご提供下さったM様に心より感謝です。

有難うございます。



さて、「アウトソーシング」という言葉がありますが、

”(外部)業務委託”

という意味ですね。



会社が行う業務の一部を、その分野が得意な会社もしくは人に

委託することで合理的に仕事を進めるというもので、

経費削減の意味合いもあるかと思います。



エヌテックは設計に関して

アウトソーシングを全く行っていません。

つまり、設計に関する全てを自社(エヌテックスタッフ)で行っているのです。



現地調査、基本計画(平面・立面・外構他)、

断熱他・一次エネルギーなどに関する性能設計・計算・算出、

構造計算(SE構法についてはNCNが実施)、

各種申請業務(第三者機関・各種補助金含む)、

3D画像の作成、模型製作、各種図面・・・・・・



住宅の設計に関する業務は多岐に渡っていますが、

全てエヌテックスタッフが行っています。



外部に委託すれば、

時間に余裕ができるのは間違いないのですが

そうせずに、自社でスタッフが自ら行っています。



何故アウトソーシングをしないのかというと、



「自分たちでやらなければ身に付かない」


「理解していないことを伝えることはできない」



からです。



最初は上手くいかなくても、面倒でも、しんどくても、

自分たちでやることでノウハウが社内に蓄積され、

かけがえのない、またお金では買えない財産となります。



特に、エヌテックがご提案する家づくりのキモである、

「性能  =  快適実現  = 省エネルギー」

に関することは、

業務に携わる自社スタッフの正しい理解が絶対に必要です。

計画したものを現場に落とし込んで実現させることが最終目標ですから

お客様へ自分の言葉で伝えることはもちろん、

設計者から現場まで一貫した、理解と共通認識がなければ、

想定したものを想定通りに作ることは

難しいのです。




自分たちで習得することは、一見、手間で回り道のようでも、

身につけてしまえば、次は近道となります。



各種申請関係(第3者機関・地方自治体・国)についても、

毎年少しづつ何かが変わりますが、

経験とノウハウが蓄積されていることで、

担当者とも対等に渡り合え、

法制度などの変化にも柔軟に対応ができるわけです。



もう、約5年前になりますね、

野池さんにパッシブデザインの講師として毎月ご来社頂いていた際にも

社長はじめ「スタッフ全員」が毎回参加しました。



初めは野池さんが何を言っているのかさっぱり・・・

学生時代以来という物理の話や計算などもあり

三歩進んで二歩下がる、ではありませんが、

正直、野池さんにとっては出来のいい生徒ではなかったと思います。

それでも一人の脱落もなく辛抱強く回数を積み重ねるたびに、

会社として何をやろうとしているのか

最終的には全員で向かうべき方向が共有ができたと思います。



さすがに、現場の仕事は各業者さんにお願いしていますが、

やはり、何をやるべきなのかを理解してもらうことは大切です。

もう何年になりますかね?

2ヶ月に一度開催している

「エヌテックワークス」

という場で、エヌテックの取り組みや方針などを伝えています。

各業者さん、職人さんたちも何をやるべきか、理解を頂いています。

几帳面に継続しており、皆さんに出席を頂いています。



「確かなものを作る」ことは一朝一夕ではできません。



同じ方向を向き、理解を深め、現場に反映させることがなければ

目標とするものはできません。



エヌテックスタッフは、

図抜けて優秀というわけではないですが、

自分たち自身で地道に取り組み続けたことで

全てを自分たちで行えるようになりました。

自画自賛ですけど、全国的に見ても自社でここまで出来るのは

私の知る限り、エヌテックの他に1社しかありません。



本当に必要なことは自分たちで出来るようにすること、

あらゆる機会を逃さず学ぶこと、

決めたことは地道に続け継続して行うこと、

それらが、いつしかエヌテックの「社風(スタイル)」となったと思います。



安芸高田市吉田町のゼロエネハウス「M様邸」も

提案〜設計〜各種申請〜施工、の全てを

エヌテックスタッフが独自で行いました。

自分たちで考え実行しているからこそ、

筋の通ったオリジナルなゼロエネ快適提案が出来たのです。



世の中は常に変化しています。

10年前と今では、家づくりも大きく変わっています。

一度習得したかに見えた優れた技術やノウハウも、

あっという間に過去のものとなるのは、

建築業界も同じです。



今も、毎週一度スタッフが自主的に勉強会を継続しています。


とかく、雑誌やネットでは

(特に自然素材系の)工務店は、性能的にダメダメな家づくり、

というある種のステレオタイプな分類記事をよく見かけます。

まあ、制作側って未だにそういう認識なんだなという

確認が出来るだけですけど、

皆さんには情報を鵜呑みにすることなく、

ご自身で確認をし判断をしてもらいたいなと思います。



知識は積み重ねがあれば、その上に積み重ねることは容易です。

現状に満足することなく、

常に問題意識を持ち、少し先を見て自分たちで力をつけること。

今後もより良いこと、より良い方向への研鑽を続けて行きたいですね。





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by ntecj-yoko | 2015-03-15 10:00 | 取り組み

設計士yokoが主催する スタジオエンネのブログ


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