住宅省エネルギー技術講習に参加しました。
2017年 09月 30日
「住宅省エネルギー技術講習」(施工編)
に参加してきました。
予想していたよりたくさんの参加者にまずビックリ!
今後ますます外皮性能の高性能化が求められることが
決まっていますから、
(平成32年からは、平成25年外皮基準が標準)
国も時間を掛けて啓蒙をしているわけですね。
大企業である設備機器メーカーは、
しのぎを削って省エネに取り組んでおり、
エアコンなどは限界に近いのでは?と言われるほどです。
しかし、設備がどんなに省エネを達成しようが、
設置される”建築物”が
「熱的に弱い」(熱が逃げ放題、入り放題)
では、宝の持ち腐れというもの。
大多数の木造住宅の担い手である
工務店や、大工さんたちの意識と技術が進化しなければ
追いついていかないのです。
今日、お話があった内容は
いわば、知っていることがほとんどではありましたが、
やはり
「あ〜、そうかあ、なるほどー。」
と、勉強になる部分もたくさんありました。
勉強用に実物モデルが準備されています。
自分がやっていることを
こうやって再確認するって、大切ですね。
正直、エンネの断熱気密レベルは更に上ですが、
やはり大事なのは基本。
上を目指すことは、
基本の上に積み重ねていくことですから。
休憩中に日向ぼっこ。
とってもいいお天気で、ゆるく流れていた風も気持ちいい。
・・・
というのが、
会場となった部屋のエアコンの風(気流)が
たまたま私(のあたりに)直撃!
めちゃ寒いっ!
しかし、後ろの席からは
「暑いよねー。」
という声も聞かれますし、
いやー、ムラのない冷暖房って本当に難しい。
と、会場でも実感しつつ、
ひなたで”暖”をとったのでした。
冷え過ぎもダメ、
暑過ぎもダメ、
しかも、エネルギー浪費もダメ。
断熱気密が大事なのは、
「我慢(忍耐)で成り立つ省エネ」
ではない、
本当の快適性を「省エネ」で実現できることです。
それには、
あふれる情報に振り回されず
正しい設計と正しい施工を知ること、
そして実行することが重要です。
次は、設計の講習会にも参加の予定です!
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by ntecj-yoko
| 2017-09-30 18:13
| 特別な家作り