好きの行方。その5
2017年 03月 18日
ファッションでも冬から春に変わるときが一番ウキウキします。
ダークなカラーから軽く明るい色合いが増えて
店頭も街中も華やぎます。
「家」そのものは着替えることができませんが、
インテリアは季節に応じて変えることが出来ます。
カーテンなどの面積の大きいところから
ファラワーベースに飾る花のようなポイントまで
季節を楽しむにはうってつけですね。
「家」
の基本は、あくまでも自分(+自分たち)です。
自分(たち)が、心地よくあるために整える住空間です。
家族、そして好きなものに囲まれ、
自分らしく居られる場所があることは
何ものにも代え難い大切なことだと思います。
特にインテリアは内部のことであり、
自分の好みを存分に楽しめます。
建築そのものはお気軽に変えることが難しく
(というか、チェンジはほとんど数十年単位の話)
20〜30代のジャストな好みで形を作ってしまうと、
60〜70代・・・80代、
平均寿命まで存命だとして
その「家」と自分がマッチするかどうか、
ですね。
似合う自分であり続けるというテもあります。
ただし、
自分もそうだったように、
30歳の時に、70歳の自分を想像することは
ほぼ不可能かと思います。
人生でエネルギーに満ち溢れ最も勢いのある年代と、
積み重ねた時間を背負った年代とは、
自ずと求めるもの、似合うものが違って当然です。
しかし何度もしつこいですが(笑)、
家自体は変えることが難しいわけですよ。
私が思うに、
人はそれぞれ個性があり違うこともたくさんありますが、
人間としてさほど違わないことも、またたくさんあります。
そこにポイントがあると考えています。
廿日市市のO様邸のLDKです。
一番奥に見えるのは、マリメッコのファブリックとして有名な
「KAIVO」(byマイヤ・イソラ)
をキャンバスに張ったもの。
エターナルでいて華やぎのあるマリメッコは
やっぱり、すごいですね。
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studioenne
です。
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by ntecj-yoko
| 2017-03-18 09:14
| 特別な家作り