『拠点としての家。』
2015年 01月 17日
今日は冬らしく朝から雪がちらついています。
少し、日も差してきました。
気温は低くても、太陽熱温水器が頑張ってくれそうです!
さて、ちょっと古い画像で恐縮ですが、
こちら↓は、「バーバリー 2014年秋冬」(イギリス)
の広告写真です。(カメラマンは、マリオ・テスティーノ)
3人のうち左は、今最も売れているモデルのカーラ・デルヴューヌ、
そして真ん中は、スキ・ウォーターハウスです。
強さやエッジを感じるカーラとは違い、
モデルにしては高身長でもなく、
スゥイートな雰囲気のスキは日本でも人気があります。
余談ですが、スキという名前は、日本語の「好き」が由来だそうです。
スキも、カーラと同じくAクラス(売れっ子)モデルのため
売れっ子の宿命で、世界中を飛び回っている生活らしく、
(いわゆる、ジェットセッターってやつですね。)
最近の記事で見かけたのが、
「私は旅ばかりしていてどこにも住んでいない。
自分の家が欲しくて欲しくてたまらない!」
というもの。
へえー、そうなんだね〜・・・とちょっと大げさですが、
感慨深いものがあります。
まあ、スキくらいのモデルになると、
世界中どこでもハイクラスのホテルが用意され
豪華な部屋にラグジュアリーなレストランと、何ら申し分ないはずですが
そんな待遇を受けても、
「家」
は、違うものみたいですね。
ホテルは、どんなに豪華であろうが、
「自分のもの」
ではありません。
旅先で仮の世界としては、気分転換になりますが。
「あー、帰って来た。」
という気分をもたらしてくれるのは、
「我が家=じぶんち」だけなのです。
仕事へ学校へ遊びに・・・・・それぞれが出かけて行き、
そして帰ってくる「拠点」が家なんだと思います。
よく、賃貸と持ち家とどっちがお得か?
という比較を論じた記事も見かけます。
資金的なことを考えると、持ち家はローンや税金もあり、
賃貸は入居している限り家賃が必要ですし更新料もあります。
トータルでどちらがお得かはなかなか微妙ですが、
決定的に違うのは、
「賃貸」は、ホテルと同じく、いつまでたっても「人のもの」であり、
「持ち家」は「自分たちのもの」である点です。
スキのように、お金に不自由がなく
どんな豪華ホテルでの長期滞在も
望みのままであっても、
「家が欲しい!」
という”気持ち”がある限り、
賃貸の方がトータルでお金的にお得ですよ、という論は、
一面的に思えます。
もちろん、賃貸でも持ち家でも人生の選択ですから、
自分の選択が正解であって、
どちらが正しいとうことはありません。
「家は自分の(家族の)人生の拠点」
だからこそ、自分のものが欲しいのではと私は思っています。
だからその拠点をどうするか、どうあるべきか、
を考えるのが楽しくもあり悩ましくもあり・・・・・
家で過ごす時間が増えれば増えるほど、
そこが世界中のどこよりも「快適」であって欲しい
と、願っています。
スキと同年代の、ブレイク・ライブリー(女優・米)は結婚と同時に
ちょっと田舎に豪華すぎない(のが高感度高し!)家を構え
料理が得意な彼女らしく、
セレブであってもごくありふれた暮らしを大切にしているようです。
スキがどんな家を持つのかな?
余計なお世話ながら、楽しみです。
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by ntecj-yoko
| 2015-01-17 10:03
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