『自然の恵み。』
2014年 12月 21日
今日は、何日か振りに朝から日が差しています。
やはり、天気がいいと気持ちいいですね。
うちは、太陽熱温水器を搭載しているため、
給湯器の電源をオフにしたまま、水栓のレバーをお湯側に回して
水を出して触れると、
冬でも天気がいいと水が”それなりに、ぬる〜〜く”なっており
太陽の熱で水が(ぬるいながら)お湯になっているのが分かります。
あったかいお湯、とは申せませんが、
給湯器をオフにしたままお皿を洗うくらいはできます。
太陽熱=自然の恵みは本当にありがたいなあ、と感じる瞬間です。
むろん、ほとんど日が差さない日は冷たいままのため、
給湯器を使います。
初夏〜夏季の間は、40度を超える高温になり暮らしの給湯をかなり賄えます。
しかし、どうしたって自然は気まぐれ。
今回の爆弾寒波襲来時のように、ほとんど日射が望めない時が
あるのも、事実です。
ある程度の予測はできても、
人の都合のいいようにいかないのが自然の実態ですね。
日々の生活は、気まぐれな自然に委ねることはできないため、
自然エネルギーは補助的な存在として考えるのが妥当と思います。
太陽熱給湯だけの給湯設備だと、
日射がなかった冬場の寒い日に、
お風呂に入れないのはもちろん、
キッチンでも、洗面でも、お湯が使えないってことですから。
ま、1日なら仕方ないねとやり過ごせても、
天候不良は数日続くこともありますから、やはり常時使える設備は必要です。
給湯に限らず、暖冷房設備も同じです。
いつでも安心して使えるエネルギーによる設備を備えた上で
太陽熱、太陽の光、風、雨水などの自然エネルギーをうまく使うことを考えておく。
自然エネルギーを使った設備は様々です。
代表的なものは、太陽光発電、太陽熱温水器、でしょうか。
太陽熱利用の暖房や換気システムもありますね。
いろいろある自然エネルギー利用利用設備の中から
何をどのようにどれほど設置するかは、
住まい手の暮らしのスタイル、コストによって選択と組み合わせが可能です。
うちは、家庭の消費エネルギーで30%超を占める「給湯」を
太陽熱で可能か限り賄えるといいな、で選択しました。
あと、メインで常時使える設備(給湯器など)が、
省エネルギー設計であることは
もちろん、必須です。
自然エネルギー利用は、
省エネのキーポイントでもありますから
家づくりの際には、ぜひ、
ご家族の暮らしにあったものをうまく取り入れて
楽しんでくださいね。
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by ntecj-yoko
| 2014-12-21 10:45
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