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『自然の恵み。』

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今日は、何日か振りに朝から日が差しています。

やはり、天気がいいと気持ちいいですね。



うちは、太陽熱温水器を搭載しているため、

給湯器の電源をオフにしたまま、水栓のレバーをお湯側に回して

水を出して触れると、

冬でも天気がいいと水が”それなりに、ぬる〜〜く”なっており

太陽の熱で水が(ぬるいながら)お湯になっているのが分かります。

あったかいお湯、とは申せませんが、

給湯器をオフにしたままお皿を洗うくらいはできます。



太陽熱=自然の恵みは本当にありがたいなあ、と感じる瞬間です。

むろん、ほとんど日が差さない日は冷たいままのため、

給湯器を使います。

初夏〜夏季の間は、40度を超える高温になり暮らしの給湯をかなり賄えます。



しかし、どうしたって自然は気まぐれ。

今回の爆弾寒波襲来時のように、ほとんど日射が望めない時が

あるのも、事実です。

ある程度の予測はできても、

人の都合のいいようにいかないのが自然の実態ですね。



日々の生活は、気まぐれな自然に委ねることはできないため、

自然エネルギーは補助的な存在として考えるのが妥当と思います。



太陽熱給湯だけの給湯設備だと、

日射がなかった冬場の寒い日に、

お風呂に入れないのはもちろん、

キッチンでも、洗面でも、お湯が使えないってことですから。

ま、1日なら仕方ないねとやり過ごせても、

天候不良は数日続くこともありますから、やはり常時使える設備は必要です。



給湯に限らず、暖冷房設備も同じです。

いつでも安心して使えるエネルギーによる設備を備えた上で

太陽熱、太陽の光、風、雨水などの自然エネルギーをうまく使うことを考えておく。



自然エネルギーを使った設備は様々です。

代表的なものは、太陽光発電、太陽熱温水器、でしょうか。

太陽熱利用の暖房や換気システムもありますね。



いろいろある自然エネルギー利用利用設備の中から

何をどのようにどれほど設置するかは、

住まい手の暮らしのスタイル、コストによって選択と組み合わせが可能です。



うちは、家庭の消費エネルギーで30%超を占める「給湯」を

太陽熱で可能か限り賄えるといいな、で選択しました。



あと、メインで常時使える設備(給湯器など)が、

省エネルギー設計であることは

もちろん、必須です。



自然エネルギー利用は、

省エネのキーポイントでもありますから

家づくりの際には、ぜひ、

ご家族の暮らしにあったものをうまく取り入れて

楽しんでくださいね。




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by ntecj-yoko | 2014-12-21 10:45 | ちょっと注目

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