『雪と屋根。』
2014年 12月 19日
やっと、雪が溶け始めましたね。
明日の土曜日は雨の予報ですから、
完全に雪がなくなると思います。
カチンカチンに凍結した道路に神経を使うことから解放されると思うと
やっぱり、ホッとします。
さて、雪が降った翌朝は、日が差さないうちに家々の屋根を見ます。
まあ、職業病のようなものですが、
いろんな家のいろんな屋根がある中で
隣接していても、屋根の雪が溶けている家と、残っている家があります。
(在宅と想定。日射が射す前ですから、太陽の熱は関係ありません。)
気温が下がった中で、夜間の暖房の熱が、屋根の雪を溶かすわけです。
屋根の雪が溶けていない家もあります。
このような家は、「屋根断熱」をしている可能性が高いですね。
もしくは、しっかりとした2階部分の天井断熱がされているのでしょう。
つまり、暖房の熱が屋根から逃げていません。
→ 暖房の効きがいい = ”少ないエネルギーでムラなく暖かい”はずです。
ほとんどの場合、屋根の雪は、頂部(棟)部分が溶けていて、
軒先部分は残っていますから、
物理的現象って、シビアというかその通りというか、そうなんだなあ、
と、納得します。
暖気は上へと上昇しますから、最も高い棟部分(頂部)から溶けるわけです。
で、雪が溶けているということは、暖房の熱が融雪に使われたということですね。
熱を逃がさない家は、熱が躯体の外に逃げないため屋根の雪が溶けにくいんです。
今日、見た中で印象的だったのは、
屋根の頂部の雪が見事に溶けていた「大きなお寺」です。
雪が溶けていたということは暖房をされたのでしょうから、
何か行事があったかと想像しますが、
寒かっただろうなあ・・・・・・。
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by ntecj-yoko
| 2014-12-19 19:26
| ちょっと注目