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『建てた後から始まる、を考える。除湿 その1』

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今日の広島市内はくもり空。

午後から雨が降る予報です。

やはり昨日に比べて少し湿度が高いですね。

とは言っても、そこは5月、50%そこそこですから

このくらいの湿度なら

ムシムシで不快ってことはありません。

(ちなみに昨日は乾燥気味で、湿度は40%を切ってました。)

エヌテック事務所の温室時計(タニタ)で「快適クン」が表示されてます。
『建てた後から始まる、を考える。除湿 その1』_b0122502_947077.jpg

このブログでもしつこいほど書いてますので

ご存知の方は重複になりますが、

温度と湿度が両方快適ゾーンにあって、初めて「快適」になります。

乾燥し過ぎも、湿気が多過ぎも、ダメなんですね。

ちなみに、このタニタの快適クンは、

湿度=40%~70%、温度=20℃~25℃

で、表示されます。

このゾーンから外れると消えてしまったり、

乾燥クンや不快クンが表示されてすごく分かりやすくおススメです。

これから梅雨を迎えるに当たって、

湿気対策の商品も続々店頭に並び始めていますね。

湿気と言えば、「カビ」。

水廻りはもちろん、押入れやクローゼット、カバンの中まで

湿気があるところに様々なカビが出現して悩まされます。

カビは、温度湿度+(カビにとっての)栄養、が揃うと出現しますので、

夏に向けて湿度を落とし、栄養になるものを遠ざけることで

カビの出現を抑えることが出来ます。

しかし、日本の夏は高温多湿。

湿気を落とすことはなかなか難しいのが現実です。

内装材に木材や紙、左官材料などの吸放湿性のある素材を採用したり、

しますが、それでどのくらいの除湿が出来るのかは正直不明です。

ある程度は期待できても大きな期待はしない方がいいかと思います。

やはり、除湿に関してはまめに「換気(排気)」をすること、

こもらないようにしてやること(押入など)、

が先ずは重要で、

その先は、除湿が出来る設備に力を発揮してもらうのが妥当だと思います。

除湿に関しては、「通風」は適さない場合もありますのでご注意下さい。

外部の湿度が高い場合、湿気をたっぷり含んだ空気を室内に入れても

除湿になるどころか、かえって湿度を上昇させてしまうことになるかも?

です。

快適で適切な湿度にするにあたり、外部、室内の湿度がどのくらいか

数値で知ることも重要です。

自分の身体感覚も侮れませんが、

やはり正しく知るには簡単な測定器をぜひ利用して下さい。

温度と湿度の状態をチェックすると、結構面白いですよ。

1000円そこそこから入手できます。







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by ntecj-yoko | 2014-05-20 10:04 | 取り組み

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