『快適に至る道はややこしい。』
2014年 01月 15日
寒い日が続きますね。
東広島市はここ最近毎日朝は氷点下です。(気象庁のHPより)
広島市内も午前7時で、0.2℃と、冷えてます。(同上)
こう寒いと人の活動のベースである「家」も、冷えてます。
氷点下~0℃近く下がった気温は
外壁や屋根、窓を通じて室内へダイレクトに影響します。
この図で、ご注目頂きたいのは、
「床・壁・天井」が体感温度に大きく影響する点です。
いくらすごい暖房器具でバンバン「空気」を温めても、
人の周囲(床・壁・天井)が温まらないと体感温度は上がりません。
で、結局、暖房エネルギーも減らせず省エネ出来ません。
「周囲」をいかに温めるか、が快適で省エネ、のキモなワケですね。
建物そのものを高性能で熱の損失が少ないものにしない限り、
”太陽光発電”を設置しても、「快適」にはなりません。
また、やたらに性能だけ高めてもバランスを欠くとダメ。
冬はパリ、夏はマニラ、と言われる日本の気候は
高性能にすればOK、でもないし、すごい設備で解決!でもない、
一筋縄ではいかない、ややこしいものなのです。
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by ntecj-yoko
| 2014-01-15 10:05
| 取り組み