『家は健康の土台。その1』
2013年 11月 24日
今日も気持ちのいいお天気ですね。
そろそろ、紅葉が美しいころでしょうか。
宮島の紅葉谷はものすごい混雑かも?ですね。
さて、私の自宅がある東広島市八本松では
朝の気温が3度!ほどになりました。
もう、秋も終わりに近づき冬の入口ですね。
このブログをずっとご覧頂いて下さっている方には
重複となりますが、
この3月に、SE構法のNCNさんが総会を開かれ
参加した際に頂いた本です。
「新しい常識で家を作ろう」(原研哉+HOUSEVISION実行委員会)
この中には、いわゆる「概念」であったり、
「見える部分」についての斬新な提案も含まれていますが、
私が注目したのは、P98~111 にある提起です。
P98~
「家は健康の土台である」(byオムロン 小池部長)
オムロンさんと言えば、体温計や歩数計、生活習慣病の予防に関する
製品で有名ですよね。
そのオムロンヘルスケアが、
「未病」=健康である人がより健康を維持できる
ように、サポートする分野への踏込を考えていらっしゃるようです。
「未病」の状態を作り出す、そしてキープするため重要なのが
『家』(=家での暮らし)
というわけです。
文章の中に、
「健康の土台は、運動、食事、睡眠、です。」
とあり、運動は別としても「食事」と「睡眠」は家に関係があります。
私は、家をご提案する立場として、
「睡眠(寝室)」
「入浴(浴室)」
「トイレ(排泄)」
の3つが、家における健康とが密接に関係し、
また、そのゾーンに関連した部分が
非常に重要だと考えています。
あ、あと「洗濯」も!
この本にも、浴室(INAX)、トイレ(TOTO)の話も出てきます。
文中にある「知らぬ間に健康チェックが出来る家」も
近い将来多分当たり前になるような気がします。
銭湯にしかなかった体重計が家庭に広まったように。
歩数計が携帯のアプリとして当たり前に入っているように。
が、有難い進化した設備機器類を導入するだけで
「未病」を達成できるわけではありません。
『適切な温熱環境のクリエイト』=高性能な躯体
や、
『バリアフリー的な考えに基づく設計のあり方』
そして、
『本当に暮らしやすい使い勝手を考慮した設計』
などと、
健康維持のための機器類(日本的!!)のマッチングによって
住宅が進化して行くと予想しています。
建材などによる害、ダメージから身を守る、
というイメージの言葉だった
『健康住宅』
は、
よりポジティブな意味に変って
『スマートウェルネスハウス』
となって、
これからお馴染みになって行きそうです。
続きます!
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by ntecj-yoko
| 2013-11-24 10:19
| 取り組み