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『湿度コントロール技術。その1』(デシカホームエア)

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いやー、今日も冷え込みましたね。

私の自宅ではもう朝から暖房が欠かせなくなりました。

さて、冬になると気になるのが「乾燥」です。

今のところ暖房無し5人が仕事中の事務所の温湿度計を見ると、
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ちなみに、無人の「檪」(光冷暖設置)は、
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です。

快適通信やこのブログでも書きましたが、

湿度はウイルス(冬)やカビ&ダニ(夏)などと関係しています。
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40%を切るとウイルス繁殖ゾーンのに入るらしいということですね。

梅雨~夏は湿度が高いと”カビ&ダニ”が気になります。

カビ&ダニは、ご存じのようにアレルゲンとなる可能性もあります。

気密性が高い家ほど、換気が出来ていなければ多々問題がありそうです。

ただ、多くの方は窓を開けての空気の入れ替えはお好きだと思いますし、

”風が通る家”を気分的にも、汚れ排出という合理的な理由でも

期待されるお気持ちはすごくよく分かります!

事実、梅雨や真夏も窓を開けて外気を取り入れるお宅は多いです。

しかし、それによってこもった室内の空気は入れ替えできても

温度湿度の高い空気を室内に入れてしまい

室内湿度や、室温が高くなる結果を招いてしまうこともあります。


個人的には、特に夏!湿度が高いのは本当にツライ!!


そこで、採用する室内内装材の調湿性に期待をするわけですが、

自然の素材は確かに、多孔質なものであれば吸湿効果が期待できます。

(ビニールクロスや樹脂系コーティングされたものは全く期待できず。)

しかし、どの程度可能なのかは不明だったのが実情です。

「漆喰壁にして、木をたくさん使うと調湿できるのね。」

というお話やご希望はよくお聞きするのですが、

「じゃ、その素材をどの程度使うと、どの程度調湿が可能なのか?」

は、正直言って不明だと思います。

確かに素材の持つ性質によって調湿は出来るけど、

「快適ゾーン」を目標とした場合、

夏は60%以下にしたい、冬は40%以下にならないようにしたい

といった、『具体的な数値目標』に向けてコントロールが出来るか?

というと、それは、無理です。

素材によって夏にジメジメしない、ということは、

冬は吸湿し過ぎて過乾燥になるかも?

と予想できます。

住宅の性能を高める(熱損失を減らす)ことにより

冷暖房機器の調整によって『温度』はそこそこコントロールできても、

『湿度』のコントロールって難しいなあ・・・・・

だったわけです。

続きます。






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by ntecj-yoko | 2013-11-13 11:23 | 取り組み

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