『風もなく、音もなく…。その4』(光冷暖)
2013年 11月 12日
今朝は、気温が下がりましたね。
さすがに、出勤途中の方々の服装を見ても、
上着がコートになっていらっしゃる方も多かったです。
日中も気温が上がらないようですので、ご注意下さいませ。
さて、前回の続きです。
お客様からの温熱環境に対するご要望により、
巡り合った「光冷暖」は、
現在、エヌテックの打ち合わせルームである「檪」に設置されています。
手前と奥(窓近く)に設置されたラジエーター↑
一見すると、いわゆるパネルタイプの冷暖房機器と同じです。
暖かさ(&涼しさ)も実は違うのですが、
そこは説明が超!長くなるためまた別の回にするとして
結果的に最大の違いは、
「必要設置台数」
だと思います。
光冷暖の”特許技術”である「遠赤外線」利用により、
壁、天井、木部などなど、室内の反射を利用する仕組みがによって
少ない台数で、広い空間を冷暖房することが可能になります。
何度も書いているように、「檪」では、
「音もなく、風もなく」
冷暖房が行われています。
実際に体感された方は、皆さん一様に
「不思議ですねぇ・・・」
とおっしゃいます。
また、異口同音に、
「う~~ん、ホントに快適ですねぇ。」
とも、おっしゃいます。
これまでは、
「(冷風・温風の)風があって音もしている」状態が普通であって
「部屋間の温度差」もあって当然、
「廊下とか玄関とか寒くて当たり前」
しか、体感されたことがない方の方が多いですよね。
なので、
音もなく、風も来ない状態の涼しい、温かい部屋間だけでなく
天井から床まで温度差のない空間は
全くの未体験ゾーンなのかもしれません。
ただし、「光冷暖」の性能を正しく発揮させるには、
家が高性能であることが必須条件となります。
どんなに優れた冷暖房機器でも、器である「家」の性能がイマイチであれば
夏は外部の熱が入り放題、冬は冷気が入り放題で、
熱の出入りが大きい躯体や窓では、効果を享受できません。
「無音・無風」で、適切な温熱環境を省エネで作りだす。
どういう状態の室内温熱環境をクリエイトして行くか、
今後は、「健康」と切っても切り離せない問題として
ますます、クローズアップされていくと、私は思ってます。
適切な温熱環境は、贅沢ではなくなっていくでしょうね。
次回は、無水(!)で湿度コントロールが可能なシステムである、
「ダイキン デシカホームエア」
をご紹介します。
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by ntecj-yoko
| 2013-11-12 11:17
| 取り組み