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『質の良い快適空間へ。』

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昨日は、佐伯区にてご新築を予定されている

K様邸のプレゼンテーションを行いました。

3週連続でご新築のプレゼンテーションでした。

途中、変更ご提案もあったため、

谷口、渡部は、図面・性能シミュレーション(Q値、μ値、U値など)

に追われております。

現在、着工中のお住まいも含め(全部ではありませんが)

全て、ゼロエネ住宅で計画もしくは視野に入れたご提案です。

もうひとつのポイントとして、

「超快適空間」

のご提案を含めています。

パッシブデザイン(自然エネルギー利用)を基本として

快適であって”健康を害するリスクを減らした”温熱湿度環境の

提案を行っています。

ご提案の中身は恐縮ながらナイショですが(笑)

ゼロエネ(家電・調理含みます)はエネルギーの問題であって

快適と直接繋がっているわけではないんです。

いかに、少ないエネルギーで暮らすかは必須ですが

そこに、「快適」がなければ長続きしませんし、

一番大事な「健康」を得ることはできません。

適切な”温度””湿度”をどう室内に作り出すか、

ですね。

超高気密高断熱で年中窓を閉め切り機械設備で一定の温湿度に保つ、

ことは、もしかしたら今の技術で可能かもしれませんが、

そんなビル空間のようなところで「暮らしたいか」というと

否ですよね。

これから迎える中間期のように、気持ちいい季節には

窓を開け放し風を室内に通し、光を取り込み

ちょうどいい温湿度の心地よさを得ることが出来ます。

自然から得られる心地よさに勝るものはありません。

そこを大事にするのが「パッシブデザイン」です。

が、年中ちょうどいい温湿度を得ることはできませんよね。

四季を通じて一年でどうやって目標とする「快適」を得るか、

いくつか答えが見えて来ています。

昨日ご提案した内容も、一年中半袖Tシャツで暮らせるような

内容ではありません。

過度なエネルギーを消費するやり過ぎの快適ではなく、

季節に応じた、人間が人間らしくあるための快適を

超省(ゼロ)エネで実現するのがコンセプトです。

つまり、「質の良い快適空間」が目指すところであり、

そのための建築としての形はどうあるべきか、です。

再来週のプレゼンに向けて、また頑張ります!






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by ntecj-yoko | 2013-09-09 09:36 | 取り組み

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