『駐車場の材料は?』
2013年 07月 19日
暑い日が続きます。
特に関東甲信越地方の猛暑はスゴイですね。
皆さん、体調管理をしっかりとして夏を乗り切りましょうね。
さて、家づくりに当たり駐車場がある場合がほとんどですが、
駐車場の土間部分をどうするか、はいつも頭を悩ませる問題です。
コンクリート系(インターロッキングなど含む)は、
丈夫がメリットですが、夏の蓄熱と照り返し、
あと雨水が浸透しない為排水を考慮する必要があり、
雨の際には水たまりができる、徐々に黒く汚れが目立つこと、
また素材感がそっけないため、味わいがない・・・
のがデメリットかと思います。
また、マグナチュラルなどの土系(硬化する土)は、
夏の照り返しがなく猛暑でも駐車場が暑くならず、
家に熱気の影響が少ない、
雨水が浸透すること、ぬかるみにならないため靴が汚れにくい
雑草が生えない(あの面倒な真夏の草抜きが不要!)
ことがメリットです。
それなりに丈夫ですが、やはり元々が土というだけあって
角がもろい、雨の際の土の跳ね返り、案外汚れが目立つ・・・
というデメリット?もあります。
どれも、一長一短があってコレ!という決定打がないのは
何で同じですが、
つい最近、某サイトから
「あ!これは良さそうかも!!」
というものを発見しました。
既にご存知の方もいらっしゃるかも?ですが、
あの「トヨタ(TOYOTA)」=トヨタ自動車、
の子会社である
トヨタルーフガーデン株式会社が開発した
芝+駐車場システムです。
こちらがそのサイトです。↓
駐車場にした場合の写真は、こちら。↓(某サイトよりお借りしました。)
「TM9」という独自に開発した”芝”が最大のポイントなのですが、
通常の芝生に比べて生育が遅く、
半分程度の大きさにしかならないそうで
丈夫&メンテナンスや管理がラクでコストも抑えられる、
最も大きなメリットは、
「暑くならない」=人にも環境にも優しい、
ということと、管理がラクということですね。
年々猛暑が厳しくなるような気がするこの頃、
家づくりをご提案するに当たり、
駐車場の土間素材を何にするか、は
トータルな「快適」提案にあたり
年々重要度が増していると思うんです。
この記事を最初に見た時、
「え?!あのトヨタがこんなことをやってるんだ!!??」
とビックリしたと同時に、車メーカーであれば駐車場の問題は
切り離せないわけですから、なるほどねー、でもあります。
コスト面他気になる点はいくつかありますが、
なかなか面白そうなので早速トヨタに問い合わせをしてみました。
この会社は、屋上緑化なども提案しているようですね。
(というか、社名通りそれがメイン。)
さすがは、世界のトヨタ。
潤沢な予算があるからなのか?(笑)
こういう技術も凄いですね。
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by ntecj-yoko
| 2013-07-19 09:33
| 取り組み