『ちいさな配慮・・・手摺編』
2013年 06月 07日
いや~、既に夏のような毎日ですね。(笑)
今年も暑くなりそうです!
さて、ご好評を頂いております
「ちいさな配慮編」ですが、
今回は、手摺(てすり)です。
家づくりをされる際に、まさかこんな些細なことが
入居後大きな意味を持つことになろうとは
(すこしは考えても)
ほとんどの方が想像の範囲外のようですね。
家づくりブログを書いていらっしゃる方がいらして
拝見すると、重要なのは「見た目」(素材など)が大半を占め、
あとは、オカネ、省エネ(PVなど最新先端機器類)、性能、
が続くケースが多いかと思われます。
で、ご入居の「ブログ」を拝見すると、
「使い勝手」についての反省点や後悔?が
ほとんどを占めてるのを、興味深く拝見しています。
(洗濯物のこと、ファミリークローゼットのことなど)
この件は、また別途改めて書きます。
さて、そうそう、手摺です。
こちらは、完成間近の「Ginger House」の階段手摺です。
無垢材で作ってあります。
(オープン側には、この後縦格子を取り付けました。)
ピンボケで恐縮です!もちろん角もきっちり取ってあります。
(無垢材だと削るという加工が出来るのも大きな利点。)
階段の形状に合わせての取付は当たり前ですが、
最後の「たて」の部分。
ちゃんと昇って降りるためにここが非常に有効です。
また、握った時の感触(手触り)=冬のヒヤッと感、
夏場のジメッと感・・・毎日毎日のことですから
これもとっても大切です。
無垢材は、ひやりとせず、ジメッともしません。
階段は、前も書きましたが
家の中で「最も危険な個所」と言って過言でないと思います。
段板もそうですが、手摺もただ付けるだけじゃなく、
ちゃんと”気持ち良く”使えてナンボなのです。
「家」は人が暮らしを営む場です。
そこ(人というもの)をしっかりフラットに見つめて、
ひとつひとつ考えて行かなければなりません。
既製品をポンと取り付けただけでは解決しないケースが
あるのが、「ちいさな配慮部分」なのです。
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by ntecj-yoko
| 2013-06-07 10:21
| 取り組み