『太陽と風で作る、省エネルギー住宅。』(大竹市・ki-bako Weiss)
2012年 09月 07日
今日は、大竹市O様邸こと「ki-bako Wess」で完了検査があり、
先程、指摘事項もなく無事に合格したとの報告がありました。
「ki-bako Weiss(ヴァイス=白)」は、省エネルギー住宅です。
オリジナルキッチンも設置されました。↓
白いオリジナルオーダーキッチン、白いレンジフード、白いタイル、
実は、ガスコンロのトッププレートも白なのです。フフフ。
太陽光発電やHEMSなどの設備機器はとりあえずありませんが、
「パッシブデザイン」の設計手法による、
太陽熱取得(冬)、通風による採涼(夏)、
オリジナル窓上庇による日射遮蔽(夏)と、
取得した熱は逃がさない!、外部の熱は入れない!の「高性能な躯体」と、
太陽の熱をもらってお湯を作る(一年中)の太陽熱温水器で、
暖冷房+給湯エネルギーの削減を目指します。
このブログでも何度か書いたように、暮らしのエネルギーのうち
「給湯」が占める割合は約30%超と、かなり大きく、
次いで、「暖房」の約24%、
「冷房」に至ってははなんと、約2%!(少なっ!)
最も多いのが、「動力・照明」の約36%ですから、
(出典=2011年エネルギー白書より)
家庭で省エネを実現しようとすると、
猛暑の中冷房(クーラー)を我慢するより、
お湯を太陽熱で作る、照明の電球を替える、
家電製品の使い方を見直す(ここが大きなポイント!!)
などの方が、省エネ的に俄然効果が大きいことが分かります。
O様邸(ki-bako Weiss)でも、これらのデータを元に、
『住宅事業建築主の判断基準』(byIBEC)のソフトを基本に、
エヌテックオリジナルの”パッシブ補正”を加え、
さらに事業主基準に含まれない「家電・調理」もデータ加算して
年間の省エネルギー予想を立てています。
近い将来、太陽光発電(約4キロ弱)を搭載すれば、
「ゼロエネルギー住宅」(プラスマイナス収支ゼロ)になります。
エヌテックでは、お客様に
「太陽と風(パッシブデザイン)でつくる、心地良く省エネルギーで暮らせる家。」
を、ご提案したいと思っています。
まもなくお引き渡しを迎えるO様邸。
季節がめぐる来年のデータも楽しみです。☆
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by ntecj-yoko
| 2012-09-07 11:34
| 取り組み