『定量的で行こう!』(パッシブデザインのススメ)
2012年 02月 07日
先週のことになりますが、
2月2日に、広島県工務店協会さん主催の
「野池政宏さん」によるパッシブデザインのセミナーが
開かれたことをお伝えしました。
そのお話の中で、
「パッシブデザインの効果を”定量的”に把握すべき」
という言葉がありました。
この”定量的”というのは、”数値で確認する”といった意味です。
反対語が”定性的”で、”雰囲気”とか感性によるものを指します。
パッシブデザインは、太陽の光や熱、通風といった自然の力を
取り入れる「心地良さ」を求めて行く手法のため、
どうも「イメージ型」と捉えられやすいのですが、
実は、捉えにくい自然の熱や光を数値としてちゃんと把握し、
予想と実測を重ねる「理科系」な手法なのです。
また、「心地良さ」と並行して「エネルギー」も数値で確認します。
Q値、や、μ値、U値…などの一見ややこしい?数字も
出来る限り正確に性能を数字として把握し、
建物の中でどのような効果を予想するため必要なのです。
繰り返しになりますが、パッシブデザインは「究極」を求めるのでなく、
(究極って思ったよりカンタン、なんです。)
最も難しい(と思う)「バランス」を求めて行く作業が、
パッシブデザインの設計です。
現在は、様々なデータやシュミレーションソフトも出揃い、
かなりの高確率で温度や光、エネルギー消費量のの予測が
出来るようになっています。
先日、スタッフが無理やり押しかけた目標の会社である
「参創ハウテックさん」(東京)もすごい!!レベルです。
伺った3名があまりのレベルの高さに驚愕してましたから。(笑)
エヌテックも、丸2年(!)掛りましたが、
かなりのレベルに達したと自負しています。
イメージや雰囲気の「定性的」も大事、
でも、プロとして「定量的」に捉える事も必須です。
今日も最適なバランスを求める理科系作業が続きます。
■2月12日(日)<住まい手さんの家見学会のお知らせ>
■2月25日(土)、26日(日)<住宅再生工事見学会のお知らせ>
『住宅再生工房』のブログが始まりました!
「省エネ」するなら面白くやろう!
ki-bako「木箱の家」が、
2010年グッドデザイン賞を受賞しました!
エヌテックのホームページ ← はこちらから!
2月2日に、広島県工務店協会さん主催の
「野池政宏さん」によるパッシブデザインのセミナーが
開かれたことをお伝えしました。
そのお話の中で、
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という言葉がありました。
この”定量的”というのは、”数値で確認する”といった意味です。
反対語が”定性的”で、”雰囲気”とか感性によるものを指します。
パッシブデザインは、太陽の光や熱、通風といった自然の力を
取り入れる「心地良さ」を求めて行く手法のため、
どうも「イメージ型」と捉えられやすいのですが、
実は、捉えにくい自然の熱や光を数値としてちゃんと把握し、
予想と実測を重ねる「理科系」な手法なのです。
また、「心地良さ」と並行して「エネルギー」も数値で確認します。
Q値、や、μ値、U値…などの一見ややこしい?数字も
出来る限り正確に性能を数字として把握し、
建物の中でどのような効果を予想するため必要なのです。
繰り返しになりますが、パッシブデザインは「究極」を求めるのでなく、
(究極って思ったよりカンタン、なんです。)
最も難しい(と思う)「バランス」を求めて行く作業が、
パッシブデザインの設計です。
現在は、様々なデータやシュミレーションソフトも出揃い、
かなりの高確率で温度や光、エネルギー消費量のの予測が
出来るようになっています。
先日、スタッフが無理やり押しかけた目標の会社である
「参創ハウテックさん」(東京)もすごい!!レベルです。
伺った3名があまりのレベルの高さに驚愕してましたから。(笑)
エヌテックも、丸2年(!)掛りましたが、
かなりのレベルに達したと自負しています。
イメージや雰囲気の「定性的」も大事、
でも、プロとして「定量的」に捉える事も必須です。
今日も最適なバランスを求める理科系作業が続きます。
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by ntecj-yoko
| 2012-02-07 08:57
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