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『パッシブデザイン…建築の可能性。』

今日の午前中の撮影の後、

車で約15分のところにある、私の弟の家に立ち寄りました。
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集熱効果で、ぬくぬくの室内。↑空気集熱式ってやっぱスゴイ。

目的は、デザイナーさんとカメラマンさんに、

エヌテックが何をご提案しようとしているのか、

実体験をして欲しかったからです。

昨日、今日と晴天に恵まれたお陰さまで「松下(弟)邸」は、

OMソーラーの床暖房がバッチリ効いていました。

午前11時過ぎの室温は、21℃。

床が暖かい(冷たくないではなく、暖かかったです。)ことと

窓、壁、天井のひんやり感がないこともあって、

体感はもっとぬくもりを感じます。

また、例によって外気導入による換気が促され、

匂い(生活臭)が、ほとんどないんですよね。

弟の家は、今年の9月で8年目に入りましたが、

OMの効きは年々良くなっているように感じますね。

電気式や温水式のパネル型と違って、空気は床に穴さえ開ければ

どこでも出ますから、家中の温度差が小さくなり、移動がラクです。

匂いもそうですが室温差がないことのストレスがないって、

経験しないと分かりません。

夏は西日が入らないように、冬は日射が取り込めるように、

パッシブデザインの基本である「窓の位置」を考えてあります。

もうひとつ、外からの視線もほとんど気にならないはずです。

いつくもの複合的な条件をクリアすることで、

”心地良い”快適な住まいは出来るわけですが、

やはり、「温熱環境」が心地良さに占める割合は大きいです。

寒さが本格的になった今だからこそ、体感してもらえて良かったな、

と思いました。

心地良さと、省エネと、一筋縄じゃ行かないわけです。(笑)

でも、私は取り付ければ終わりの設備じゃなく(大切ですけど)、

建築が心地良さ、快適さを作りだすめ出来ることは

まだまだたくさんあると信じて取り組んでます。

パッシブデザインは知的作業であり、現場の実作業で具現化する技術。

建築そのものが機能するからこそ面白いんであって、

見えがかりのオシャレだけ…では、もったいないっ!!

社会的な存在であることとしての周囲(近隣様)との関係、

家族のためのプライバシーの確保、音、光(取り込むだけじゃなく)

快適な温熱環境の実現、省エネ、洗濯モノの処理、使い勝手、オシャレ、…

家に日常生活と人生がある限り、そこには問題山積ってわけです。

建築ってホントに面白いっ☆








「ご新築工事完成見学会開催!」

「国産材でつくるパッシブデザインの家。artisan style」

”アルチザン”artisan = 職人 

大工さん、基礎屋さん、電気屋さん、給排水屋さん、家具屋さん、造園屋さん…

家は、たくさんの職人さんたちに支えられています。

最新の建築手法も、人の手があってはじめて実現します。

確かな裏付けのあるパッシブデザインと、人の手のぬくもりのある家。

エヌテックがご提案する「artisan style」の家をぜひご覧ください。

■開催日 : 12月17日(土)18日(日) 午前10時~午後4時(16時)まで         

■場所 : 広島市安佐北区深川

■ご案内状をご希望の方はこちらからどうぞ!↓

お申込フォーム

■設計施工 : 株式会社エヌテック

■設計  :  松下陽子+谷口 護+渡部良祐

■現場監督  :  土井長元気

■お客様サポート  :  新家啓史







『住宅再生工房』のブログが始まりました!






「省エネ」するなら面白くやろう!
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ki-bako「木箱の家」が、
2010年グッドデザイン賞を受賞しました!
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by ntecj-yoko | 2011-12-18 17:53 | 取り組み

設計士yokoが主催する スタジオエンネのブログ


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