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『介護生活。』その1

あれは、ちょうど、1年前くらいのこと。

弟から携帯に電話があり「親父のこと、聞いた?」

父親が脳梗塞で倒れ、病院に運ばれたのです。

幸い発見と病院での治療が早く、一命は取り留めたのですが、

左半身に麻痺が残ってしまいました。

「ついに、来たか。」

これが、ワタシの正直な思いでした。

友人たちのご両親の病、訃報が頻繁に耳に入るようになってから

いつかは、そうなるのかもしれない、でも、ならないような気がする・・・

と、勝手に思っていたら、ついに現実になった、のです。

何で自分たちがこんなことに・・・と、

病院で、家のお風呂で、車の中で、何度泣いたか分かりません。

あれから、早いもので1年が経とうとしています。

他人事だった、「医療の問題」「介護」「痴呆」などが、自分の関係するところとなって、

また、ドクター、看護師さん、リハビリの先生たち、はじめ病院のスタッフの方々、

ケアマネージャーさん、ヘルパーさん、市役所の方、ご近所の皆さん、

介護タクシーさん、デイケアのスタッフの皆さん、ショートステイ先のスタッフの皆さん、

友人たち、親族の皆・・・・・

こういう事態になって初めて知ることになった様々な人の力、仕組み、そして援助。

こうなるまで、お給料からひかれる介護保険料のを苦々しく思っていたけど(すいません!)

本当に、皆様に「有難い」、「感謝」の一言です。

自分たちの力だけでは到底乗り越えることはできませんでした。

しかし、「介護生活」は、半端じゃありません。

もう、大変だ~~!です。(笑)

もしかしたら、同じ境遇の方もいらっしゃるかもしれませんね。

仕事である「家のあり方」についても、ちょっと考えが変わるきっかけになりました。

やはり、時の流れは否応なしに誰にも、そして家にも訪れるのだということを。

(あ、こういう事態が誰にも訪れるってことじゃありません。)

現在進行中の「介護生活と家と暮らし」についても、ちょっとづつ書いてきたいと思います。
by ntecj-yoko | 2009-02-09 09:40 | 介護生活

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