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安心して暮らす。その1

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熊本を中心とした地震発生から
早いもので約10日が過ぎました。

前回も書きましたが、被害の大きさに胸が痛みます。
直後より、少し時間が経った時から
被災された方の本当の試練が始まるのではないでしょうか?

1日も早く”日常”が戻るよう、願ってやみません。


被害の状況を画像で見るたび、
私が個人的に気になるのは
「高齢者や病気の方」
のことです。

うちも高齢者の母がいますが、
自宅が被災したとして、避難所でどのように生活をするんだろう・・・

足が弱り長い距離を歩くのは無理、
ベッドでなければ寝られず(床に寝ると起きられないため)、
持病があって食事も制約がある・・・

高齢者だけでなく、
年齢問わずいろんな事情がある方もいらっしゃると思うんです。


やはり、いつもの慣れた”住みやすくできている”自宅が
一番安心できる場所のはずです。


「災害に強い家」


とは、
強い地震、強烈な台風などに遭遇しても壊れないこと、
だけでは不十分なんです。

「災害に見舞われたその後もいつもの暮らしが出来る」

家こそ、本当の意味で災害に強いのです。


むしろ、後者の方がより重要かもしれません。
生活自体はその後もずっと続く(続けなければならない)のですから。


なんとか命は助かったけど、
家はもう住めない状態になっていた・・・・


ではなく。


そこまで考えた時、
やっぱり、「SE構法」だなあ、と思うわけです。


50代以降で、新しく住処を作るなら、
確かな安心が担保された家で生活の基盤を作ることが
災害から命を守ってくれるだけでなく
「その後」を支えてくれるはずです。


わけあって、SE構法を採用しオススメしています。


次回は、SE構法について少し詳しく・・・
続きます。


<おまけ>
今回の災害でも、インフラ(電気ガス水道)の復旧に早さには感嘆。
特に電気はインフラの要ですからね。
九州電力を中心とした電力会社チームのネットワーク、力はすごい!


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「エヌテックは広島で唯一の重量木骨の家 木の家プレミアムパートナーです。」
by ntecj-yoko | 2016-04-25 20:13 | 50代からの家づくり | Comments(0)
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桜の季節も終わり、初夏へと向かう頃ですね。

ご存知のとおり、熊本県や九州地方で
大きな地震による災害が発生しました。
(南海トラフ地震(広島でも震度6強の予測)の
前触れでは?という書き込みもチラホラ・・・)


被災された皆様には、心よりお見舞いを申し上げます
また1日も早く復旧となり
日常生活が戻ってきますように・・・と願っております。


地震で一番厄介なのは、
「いつ発生する」
という正確な予測が不可能だということだと思います。

ほぼ毎年来る”台風”(や豪雨)は、
発生から進路予測により、住む地域へいつ頃来るか
予測ができます。


地震に対する備えは
必要でありにもかかわらず、切迫感が薄いため
つい手薄になっている気がします。
(関東関西東海地域は多分意識が違うでしょうが。)


しかし、一旦被害に遭うと損害は多大です。


地震保険も実はあまり頼りにならず
(詳しくは保険屋さんに確認下さいね)
やはり、「予測と備え」が最大の防御となるのです。


映像で見る限り、
完全に倒壊した家屋だけでなく、
倒壊はまぬがれても、もう住める状態ではない家も
あります。


命が助かることが最優先ですが、
「その後」
も、重大です。


避難所生活も
数日であれば”助かった”ことでそう辛くはないでしょうが
長期化するとなると、
ストレスが半端ではないと思われます。


建築基準法は最低ラインの指針です。


ここをクリアしていれば問題ないということではなく、
最低限ここはクリアしてくださいね、
という意味なのだということを、知っておいて下さい。


日本中、
ここなら絶対に地震に対して安心
というどこにも場所はありません。


いつどこで激震に見舞われるかは誰にも分かりません。


住まいは、
災害から住まい手の命を守るだけでなく、
「その後の生活を守る」
重要なものです。
家が地震に耐えられれば、その後も自宅で変わらず生活ができます。
(電気ガス水道のインフラは被害にあっても、
必ず復旧します。)


うちもそうですが、
高齢者がいるご家族は、
災害に見舞われた時、高齢者と避難するのは
ものすごく大変です。


高齢になって
自宅以外で生活をせねばならない事態に
ならないよう、
適切にコストを掛けて自分たちを守ることが
大切ではないかと、再度強く思いました。


大きな地震のニュースに触れるたび、
山口県のお客様が
エヌテックにご自宅を依頼してくださった時の
お話を思い出します。


お仕事柄出張が多い旦那様が、

「もし自分が留守の時大きな地震が発生しても
家族を守るため”SE構法”を選択しました。」

と。
このブログでもなんども書いていますが、
自然は有難いし素敵なものですが、
人の手に負えない非情なものでもあります。


エヌテックは、
耐震を真摯に考え
阪神大震災を契機に生まれた
SE構法」を標準採用しています。



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by ntecj-yoko | 2016-04-18 15:29 | 50代からの家づくり | Comments(0)

快適に暮らす。その5

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徐々に1日の気温も上がってきましたね。
街ゆく人のファッションも、すっかり軽くなったようです。


さて、前回の続きです。

(以前も書いたことがあるかと思いますが)
「大工さん」
に対する重視度(?)って顕著ですね。

「いい大工さんをお願いします。」

と、言われたことは一度や二度ではありません。


むろん、木の家づくりにおいて
木工事は重要な部分であり、
大工さんは確かな家づくりのキーマンの一人です。


でも、家づくりに関わる職人さんで
重要でない人は実は一人もいません。

地盤調査(補強工事がある場合もあり)が終わり
基礎工事の時には、すでに電気屋さん、給排水屋さんが
加わっています。

その後、木工事に入り
大工さん登場。
並行して、電気屋さん、給排水屋さん、
サッシ屋さん、その他各種建材屋さん、
建具屋さん、家具屋さん、クリーニング(美装)屋さん、
左官さん、外構屋さん、植木屋さん・・・・・

ざっと、このくらいでしょうか?

全て同時進行かつ”順送り”で工事は行われます。

「順送り」

つまり、何かが終わると次の段階に進むというわけなので
前の工事があとに影響してくるんです。

基礎のレベル(水平)が良くないと、
大工さんが非常に苦労をすることになります。

よく、欠陥住宅などの特集で
床にビー玉を転がすシーンがありますが、
あれって、大工さんの腕の良し悪しだけとは限らないんです。


地盤が良くなかった(のに補強がされていない)
基礎工事の出来が悪い(レベルが出ていない)


ことも、疑う必要があります。


目に見える部分である仕上がりも含め
工事のリレーが上手く行くように
順送りをいかに上手くやるかが、現場の出来を左右すると言って
まちがいないでしょう。


全ての職人さん、業者さんが良いことが
「いい家」(情緒的な意味でなく、物理的な意味で。)
の条件なのですが、


ここで重要なことは、
素晴らしい大工さんであろうが、
スーパーな基礎屋さん、
であろうが、

人間である

ということです。

ようするに、
良い結果を出すためには、
気分良く仕事をしてもらうことですね。


それは、頻繁に差し入れをするとか、
お立てたり、おべっかを使うことではありません。


いい職人さん、業者さんは、
きちんとした仕事をして、
(きちんとやると手直しがないので早く終わる)
早く次の現場に行きたいと思っています。


プロは、クールなんですよ。
やるべきことをちゃんとやる、のがプロですから。


で、現場における最大のポイントは
実は、職人さんでなく、

「いい現場監督」

なんです。


職人さんも業者さんも一人の人間です。
仕事熱心で、知識も豊富、現場の運営が上手い監督
の元で仕事をしたいと思っています。

ダメな監督だと見抜けば、
それなりの仕事をしてきますしねー。
え?それはひどい?
そうですかね?

「現場がアホやから野球ができん。」
という有名なセリフ(本当に言ったかどうかは?でも)
があったように
(50代以降の方は、このセルフはお分かりですね。)


采配を振るう人に左右されるのもまた人間なんです。


いい職人さんがいい監督と仕事をしたいと思っている通り
いい監督はいい職人とつながっています。


現場には、全ての関係者が等しく必要です。
大工さんだけが優れていてもいい結果にはなりません。


優れた職人さん、業者さんを選定して調整し、
現場の全てを左右するキーマンは、
「現場監督」
なんです。


幅広い年代の人間とコミュニケーションが取れること、
そして、現場がスムーズに運営されるよう
常に「整理整頓」がされていること、
(片付いていないと次の人が、片付けからやらねばならず、
期限(工期)のある仕事のため雑になる可能性もあります。)
全ての業種の知識を習得していること、
監督業は大変です。


サッカーや野球のように、


職人さん = 選手、
現場監督 = 監督、


と同じです。
現場はチームプレーですから、
ね。


耐震性も、
高気密高断熱も、
素晴らしい設計、
おしゃれな仕上がりも、


全ては、現場に関わる全ての人に
「 一目置かれる存在」
である”いい現場監督”の采配如何にかかっています。


ぜひ、
「いい現場監督さんでお願いします!」
と、申し出ることをオススメします。


あ、ちなみに、
エヌテックの社長である野坂は、
コンクリートのビルも木造住宅も手掛ける
ベテランの現場監督なんですよ。



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by ntecj-yoko | 2016-04-13 20:36 | 50代からの家づくり | Comments(0)

快適に暮らす。その4

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明るい日差し、様々な色の花々、澄んだ青空・・・
春ですね〜〜〜!

やっぱり、春はウキウキします。


さて、朝晩の強い寒さは和らいだものの
まだ少し肌寒くもあり、暖房が悩ましい時期です。

うちでは、光冷暖の「温度を下げて」暖房時間も減らしています。
モーターがある機器において短時間での入切は
省エネにならないため
頻繁にに入りきりをせず、
夜間〜早朝に連続で運転をさせて
気温予想を見た上で日中は停止しています。

高齢者である母は、
まだしばらく(おそらく5月頃まで)コタツを使うでしょう。

高齢者の情報ネットワーク?から母が聞いてきたのが、
「あそこの家で、お風呂で亡くなっていたんだって。」
というもの。

誰それが布団につまづいて骨折して入院し寝たきりになったとか、
こういう情報はすぐに高齢者に広まるようですね。
(高齢者が気になる話題が健康関係ってのもあります)


さて、冷暖房から話題が逸れますが、
「快適に暮らす」
上で、見た目も重要ですよね。

私は
「いい家症候群」
(と勝手に命名しています)
を卒業するのが、50代以降のデザインのありかたかと思います。


えー、それは何かと申しますと、
立派な建材(特に木材)、
熟練職人(特に大工さん)、
などに代表される「情緒」先行型の家づくりのことです。


檜を始めとする高価な木材に代表される材料、
木工事を担う大工さんの手業、
これらは本当に必要なのでしょうか?


私が知っている限り、
広島県内でも一番と言って過言ではない
素晴らしい和風建築(個人住宅ではおそらく全てに於いて最高峰)では
どちらも採用されていますが、


「寒い(暑い)」
「使い勝手が悪い」


と、
建築時に工事に携わっていないエヌテックにご相談があり
かなりの金額をかけて改修工事をやらせて頂きました。

細部までこだわった素材選びと職人技は
素晴らしく、
まさに、建築好きには「眼福」。
建築として素晴らしいのは間違いありません。


しかし・・・・・
暮らすということにおいてはどうなんでしょう?


設計士さんの理想先行?だったらしい
広い充実した設備のキッチンとダイニングは、
ごく普通の家庭料理をされる小柄な奥様にとって
手にあまるものであったらしく、
うまく機能していませんでした。


ダイニングテーブルと椅子も、
洋式の食卓を想定されていたらしく、
平均的な日本人には(寸法的に)高く
日々使いづらいものであり、

キッチンの奥まった場所にあった
家事室に至っては、
まったく使われていませんでした。

家事室の想定が
多分、雑多なものを見せないための設計上の工夫だったと思われます。


最大の問題は、「浴室」でした。
坪庭を臨む大きなガラス面があり、
全体に素晴らしい(高価な)大理石を使った浴室は
裸足・裸にとって厳しい冷たく寒く、
「こりゃ、ダメだわ。」
というシロモノ。

また、浴槽への出入りが難しく、
床の素材を(浴室用コルクへ)変更し、
浴槽のふち形状変更し、
当たり前に毎日快適に使える浴室に作り替えました。


一ミリ以下の仕事をしたであろう、
大工さん他の手練れ職人の仕事には、
目を見張りましたが、
いかんせん、住宅で行われるのは
「ごく普通の暮らし」。


寝て起きて、食事して、
入浴して


素晴らしい建材と素敵なデザインで
心地よく暮らす結果になっていなかった、わけです。


「眼福」


は、建材だけではありません。
「雰囲気」
ってのも、クセモノです。


いかに人が情緒に左右されやすいか、
商売上手な住宅メーカー(大手に限らず)は、
よーく熟知しており、
気持ちに訴えてきますからね〜〜〜(笑)


いや、雰囲気も大事ですよ。


でも、
50代以降にとってのいい家とは、
建材、職人、立派な設備、
そして雰囲気によるものでなく、
「家」という建築において
真っ当な暮らしができること
ではないでしょうか。


真っ当な暮らしってどういことか、
最初が肝心、
コンセプト(どういう意味を持たせるか)、
が一番重要ですね。



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by ntecj-yoko | 2016-04-06 10:51 | 50代からの家づくり | Comments(0)

快適に暮らす。その3

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今日から4月に入りましたね。
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新しいスタートを迎える方も多いかと思います。

皆様にとっていい方向への門出となりますよう、
願っております。


さて、先日のこと、
30代のお客様とご新居について打ち合わせがありました。

その際に、私が提案したのは、


「月曜から金曜日までをメインにしましょう。」


ということでした。


私は、人生を季節に例えて考えていて
20〜30代(40代前半までかな?)は
人生の「夏」だと思います。


エネルギーに満ち溢れ、活動的で
様々なものを作り上げていく過程となります。


若いご夫婦の
現状の暮らしぶりをヒアリングした際に、

小さなお子様あり、
共働きをされている、
休日はお出掛けが多い(いろいろ楽しむのが好き)、


と、まさに「夏」真っ最中!
でしたらから、
「家」
での暮らしは、平日をいかにスムーズに過ごせるか、
がキーポイントですね。


家事(食事の特に片付け、洗濯の干す仕舞う)や
身づくろい(洗面関係、入浴)などの
暮らしにおける延々と続く繰り返し、を

合理的にやっつけ、ストレス少なく、
しかも美しく暮らせる案を提示しました。
(住まいは美しくなっていないとストレスが溜まりますからね。)


それに加え、
特にご夫婦にとって新しいお住まいは
「最後まで暮らす家」
になるはずです。

建築として
50年以上持つもの
でなければなりません。

今は若いご夫婦もいずれは歳をとります。
歳をとって家に手を加える部分が少なくて済むに越したことはありません。
なぜなら、

歳をとって大きなリフォームは
精神的にもですが、
特に経済的に大きな負担になります。

やっと住宅ローンが終わったら
家がダメになっていて、
その時に老後の資金以外に十分な資金があればいいのですが、
また借り入れをしなければならない・・・
場合によっては借りられないかもしれない・・・
つまり、出来ない可能性もあり、
そういう羽目にならないようにしなければならないのです。


住宅ローンをせっせと返済し、
子育てに資金が掛かり、
税金・社会保険料は増加の一途と予想され
その上十分な貯金ができるかどうか、


相当難しいであろうと、私は想定します。


なので、30代の方には
50年後まで考慮した計画をお話しし
大切な資金を効果的(リターンが大きい部分)にどう掛けたらいいかを
説明をしました。


リターンの大きい資金配分は、
(何度も書いていますが)


大きな災害も予想されているため、
命を守る構造的なこと

歳をとるにつれ耐え難くなり
ますます大事になる健康を守るためと
エネルギーコスト増大に備える
断熱気密


の2点です。
特に、歳をとって「寒い家」で暮らさなければならないのは、
体感的にはもちろん、
多大なエネルギーコスト負担も、
収入が限定される高齢者にとって厳しいことになります。


デザイン的には、
自然に逆らわないシンプルなもの」
=パッシブデザイン
を提案しました。
(もちろん、お楽しみ部分もありますよ!)


建築物は雨風日射にさらされます。
そこを考慮しないと、容赦なくダメージを受け、
後々メンテナンスコストとして跳ね返ってくるだけでなく、
ローンが終わった時に継続して住める状態に持っていけないからです。

建物と人が自然から受けるのは、
光や熱といったいいイメージの「恩恵」だけじゃありません。

厳しい部分をシビアに考えておかないと
ダメージを受けるのは、作る人ではなく、
住まい手本人ですからね。


上の3つ(災害対策・断熱気密・パッシブデザイン)は、
50代以降の家づくりにも、共通の重要なポイントです。

もう一つ、
「財産としての家と権利」
についての認識と将来の備えについても
奥様共々に説明をしました。
家(と土地)は個人の大きな財産です。
いよいよ終わりに近づいてからではなく、
やろうとしていることはどういう結果になるのか、
始める前に知っておくことが重要です。


30代のお客様には、
小さな修正点を残し
コンセプトについては同意を頂きました。
「私もそのとおりだと思います。」(旦那様)


続きます!


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by ntecj-yoko | 2016-04-01 10:19 | 50代からの家づくり | Comments(0)

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