<   2015年 02月 ( 8 )   > この月の画像一覧

『たからもの。』

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spring has come








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my treasure








thank you so much・・・❤️










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by ntecj-yoko | 2015-02-28 17:16 | Comments(2)
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今朝は気温が下がって寒い朝でしたが

日中は、気持ちよく晴れて気温も上がってきました。

光はもう春ですね。


さて、先日のこと、

知り合いから家のことで相談を受けました。


高齢者がいて車椅子利用となったため

段差を解消したいという内容です。


昔ながらの民家作りで大きな立派なお住まいです。

築後約30年ですから、そんなに古いわけではないのですが、

大きな和室の続き間があり、その周囲を広縁が回っており、

敷居を境に畳の部分と15ミリほど段差があります。


段差解消の小さな部材(三角状)を設置してあるのですが、

車椅子にとっては小さなスロープも一苦労なんですね。


しかし、段差を解消するためには、床を上げなければなりません。

相当な面積となり、コストも掛かります。


日常的に利用する、トイレ、洗面、キッチン(台所)も全て段差があり

苦労しているそうです。


常に介助者がいれば良いのですが、

付きっきりでなければなりません。


できるだけ自分のことは自分で出来る方が

ご本人、介助者、双方にとって良いことですよね。


今は、バリアフリー的な考えが一般的となったため、

段差有りの床の方が珍しいかもしれません。


築年数が経ったお住まいには、未だに少しの段差で

不便を感じていらっしゃる方が多いのではないでしょうか?


たった、1センチ5ミリ(15ミリ)のことが、

家族全体にかなりの苦労を掛けているのかもしれません。


初めて家作りをされる方は、30代、20代が多いかと思います。

ご自分が高齢者になることなどリアルにイメージができないでしょうし、

それが当たり前だと思います。


しかし、人は誰しもが年を重ねて年齢相応になっていきます。

また、年を重ねるほど、家にいる時間も長くなるのです。

床の段差だけでなく、

寒さ暑さも、年々耐えがたくなって行きます。

家や設備のメンテナンスも必要です。

複雑なものは、メンテナンスも複雑で手が掛かります。


形も設備もシンプルにしておくことが一番じゃないかな?

と、つくづく思います。


知り合いには、

床の段差解消は、高齢者だけでなく家族全員にとってメリットが大きい、

やった方がいい、

そして

高齢者は冬の明け方トイレで倒れて以来、

不自由になったことを考えると、

できれば、断熱改修もやったほうがいい、とも提案しました。


段差解消、断熱改修で得られるものは、

単に利便性だけでなく、

家族の日常的なストレスも大きく解消されることになると思います。


そして、最も得難く損なうと取り戻すのが難しい

「健康」

に対する備えになるはずです。




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by ntecj-yoko | 2015-02-28 14:30 | 介護生活 | Comments(0)
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昨日(2月21日:土)から始まった

広島市中区千田町のY様邸の完成見学会には、

たくさんの方がご来場下さいました。

有難うございます。

今日(2月22日:日)も午前10時〜午後4時までご見学が可能です。


昨日のこのブログで、見所紹介として

二世帯住宅を取り上げましたが、

二番目にご覧頂きたいのは、


「防火地域の木造3階建住宅」


ということです。

ある調査によると、家に木造を望む人が70%以上だそうですが、

諸々の条件により構造材として「木造」をあきらめているとか。

その条件に、「防火地域」も含まれるのかもですね。


火災の被害が広がりやすい地域という指定のため

燃えにくい仕様が求められます。

法的な条件によって

木造をあきらめていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?


Y様邸は、「防火地域における木造3階建住宅」を実現しています。


仕様の詳しい説明は省きますが

(見学会会場にて設計担当にご質問くださいませ!)

人間は「木」が好きですよね。

コンクリートや新建材ばっかりの無機質で直線的な空間より、

木や植物、土などの有機的な素材に囲まれていた方が

なんとなく落ち着く気がします。

以前、エヌテックがいつも植栽をお願いする和田造園の和田社長が、


「人間自身が有機物なので、植物などの有機物を求めるのでは。」


とおっしゃっていたことがあります。

確かにそうかもしれません。


そういった、心情的なこともですが、

現実的にも木造の利点は多いのです。

まずは、素材的に鉄骨やコンクリートと比較して、

「軽い」ということがあります。

軽いことで、地盤に対する負荷も小さく”基礎補強が割安”となります。

また、意外に思われるかもしれませんが、軽い方が耐震性能も出しやすいのです。

木造における耐震性の最大の弱点は、「接合部」ですが、

SE構法ですと、接合部の切り欠き(欠損)が少なく揺れに対して

接合部からポキっと折れる・・・という木造特有の壊れ方はしません。

また、コスト面でも鉄骨、コンクリートと比較して割安でもあります。

(もうひとつ、所有する限りについて回る?「固定資産税」が、

木造は割安なんですよね。←ここは結構重要)



1時間耐火ともなると、被覆(構造材を覆うこと)がものすごい!のですが、

これも、メーターモジュールの採用により何十もの被覆によって

空間が狭くなることは、クリアできます。



エヌテックの防火地域における木造3階は、


「構法の選択」

「設計上の工夫」


によって、素材的なデメリットを十分にカバーし

「木の家」

を実現しました。



家は、やっぱり人が”安らぐ”場所です。

どんなハイテクで最先端な設備を備えてあろうと、

「木の家」

を求める人が多い理由はそこではないかと。

ずっと以前ですが、ニューヨークに行った際、

確か、IBMビルだったかと思いますが、

どでかいビル(もちろんコンクリート造)の1階部分に、

まるで植物園のようなガラス張りの空間に、

植物がたくさんあり、”憩いの空間”となっていました。

大都会の先端的なビルと、植物のコントラストが強く印象に残り、

今でもはっきりと覚えています。


仕事場であるオフィスビルには、

機能的であることが第一に求められますが、

人は機械ではありませんので無機質な空間だけでは

耐えられないのでしょうね。

まさに、都会のオアシスという感じでした。



構造による耐震性、高性能な空間による通年での適切な温熱環境、

日々の暮らしをスムーズにするストレスレスな使い勝手、

これらをしっかりと考えた上で、

「ただいま。」

「いってきます。」

と、家族が人生の基盤とする場所は、

「木の家」

が、いいですね。


街中で木造住宅をご希望の方は、

木造3階建ての新しい可能性をぜひ見に来てください。

防火地域でも木造3階建は可能ですよ。
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by ntecj-yoko | 2015-02-22 08:31 | イベント | Comments(0)
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今朝は放射冷却で冷え込見ました。

最近、午後の気温は少しづつ高くなり

春近し!を感じますね。

あちこちで花が咲いているのも見かけるようになりました。


今日、明日(2月21日(土)、22日(日))と

広島市中区千田町にて「完成見学会」を開きます。

お住まいをご提供くださったY様に心より感謝です。

有難うございます。


Y様邸は、

広島で初めての防火地域木造3階建て!(耐火構造)

SE構法による1階ガレージ!(スパンを飛ばして耐震等級3)

ゼロエネルギー住宅!(太陽熱温水器+PV)

光冷暖!(無風・無音・全館冷暖房可能により室外機の数が少ない)

etc・・・・・・と、見所満載!のお住まいですが、

ご見学いただくにあたり、私の一番のオススメポイントは、


「二世帯住宅(建替え)」


です。

二世帯住宅の計画にあたり、設計が最も留意する点は、

「お互いが気持ち良く暮らせること」

だと思います。

Y様邸の設計は、「谷口」が担当しております。

ちなみに、構造・各種申請・手続きは「渡部&市川」が行いました。

(防火地域の木造3階建てのため申請書類はものすごい量です。)


気持ち良く暮らして頂くためにまず必要なことは、

十分なヒアリングと自分の目で確認することです。

お建替の利点は、そこに長く居住されていたことで

近隣様や気象状況が予め分かっている点ですね。



敷地条件から、Y様邸は3階建てとなっており、

2階部分が親世代、3階が子世帯です。

生活の時間帯が少し違うことはヒアリングによってわかります。

そこで、

水回りは共有or個別がいいか?

寝室とリビングの位置はどこがいいか?

階段はどこがいいか?

インターフォン、郵便物、電気・ガスのメーターは?

などなどを、ご希望を踏まえて相談しつつ決めていきます。


上下階になっているため、

「音」

への配慮は欠かせません。


先に書いたように、生活の時間帯が違えば活動時間も違います。

よって、

配置計画によって音の聞こえ方への配慮が必要になります。

寝室の位置、洗濯機(最近はかなり静かですけどね)、

キッチンの食器洗浄機など。

給排水の位置による流水音も考慮しておく必要があります。


また、外部の設備機器類をどう配置してあるか、も

近隣様への配慮に加えて「点検時」のことも考えてあるかどうかが

わかります。

家は長ーーーーーく、使われます。

長い時間のうちには、特にライフラインのメンテナンスは必須です。

メンテナンスが容易であるかどうかも、設計上の重要ポイントなのです。

メンテが難しいと将来余計なコストが掛かる可能性がありますからね。


ご見学されるにあたって、

住まい手様と好みやライフスタイルは違っても、

近隣様とのお付き合いや、郵便物の取り扱い、洗濯物などなど

日々の暮らしにさほど大きな違いはないかと思います。

設計に”配慮”が見えるかどうかを是非チェックしてみてくださいませ。

設計とは、配慮の積み重ねという一面もあるのです。



二世帯住宅は、家族が一緒に暮らすという素敵な形です。

お互いに何かと支え合えるのが最大のメリットだと思います。

様々な世代が一緒になることで活気が生まれ、

あらゆる意味で最もメリットを享受されるのは、

小さなお子様(お孫さん世代)かもしれません。



今日は、お天気も良く日中の外気温も10℃を超えそうです。

太陽光発電も太陽熱温水器も稼働していたら恩恵がバッチリ!ですね。

真冬の見学会ということもあって、

窓(シャノンの防火地域対応樹脂サッシ)は閉め切ってあると思います。

外の音がどのくらい聞こえるかによって、

”気密性能”を確かめるのにも絶好の機会です。


「性能が高い家」


とは、どういう感じなのか、室内外の音、温度、ともども

実際のお住まいにてぜひご確認ください。

もちろんパッシブデザインの設計手法の実際も要チェックですよ!



 <Y様邸 数値DATE>(()内は広島(6地域)の目標値 )

国が定めた目標値から、約40% 〜 50% 減となっております。

⚪️ Q値(熱損失係数) = 1.81W/㎡K (2.7)

⚪️ μ値(夏季日射取得係数) = 0.035 (0.07)

⚪️ Ua値 = 0.48W/㎡K (0.87)

⚪️ ηa値 = 1.3 % (2.8)

⚪️ C値(隙間相当面積・完成時測定結果) = 0.06㎠/㎡ (1.5)

⚪️ 一次エネルギー消費量 = 52725MJ  (95012)※2世帯として計算

⚪️  高性能躯体+太陽熱温水器(給湯エネルギー)+太陽光発電(必要最低限)

により

 「ゼロエネルギー」を達成(平成26年度国土交通省補助金対象

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by ntecj-yoko | 2015-02-21 09:48 | ちょっと注目 | Comments(0)
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昨日今日と、いいお天気ですね。

放射冷却の影響か

空気が冷たくて、気温も低いのですが、

日没も徐々に遅くなり

少しづつ、確実に春に近づいている実感があります。



昨日は、某メガバンクにてY様の金銭消費貸借契約に同席しました。

金銭消費貸借契約とは、ローンの契約のことで、

略して”金消(きんしょう)”と言います。

住宅ローンのご利用にあたり、この契約から資金実行をもって、

初めて金利も諸費用も確定します。

申し込み時は、あくまでも”仮”に過ぎません。

いつもお願いしている司法書士の先生、銀行の担当者さん、

お馴染みの顔ぶれでサクサク手続きが進みました。

しかし、毎回感じることですが、書類が多いなあ!(笑)

だんだん集中力が切れてくる私でしたが、

Y様は最後までしっかりと書類に目を通されていました。

さすがです。

ご契約も無事に終了!

お疲れ様でした。

いよいよご新居の完成ですね!

おめでとうございます!



Y様邸は、広島市中区千田町という誰もがうらやむ街中になります。

中心部の紙屋町、八丁堀などの繁華街からも徒歩のお出掛けも可能です。

しかし、街中は住宅地と違って

交通量が多い = 排ガスなどにより空気がきれいとは言えない、

舗装された道路、近接するコンクリートのビルなどに囲まれており、

それなりの克服すべき点があります。

問題点を整理し、どうクリアしていくかを考えます。


「快適で省エネルギー」


というコンセプトを、立地条件の元で実現するため案を練ります。



Y様邸は、ゼロエネルギー住宅として

太陽光発電と太陽熱温水器を設置しました。

最重要である躯体性能に次ぐキーポイントは、

太陽光発電ではなく

「太陽熱温水器」

ですね。

一年を通して使う「お湯(給湯)」をどう賄うか、は

電気を減らすより、

設備的省エネの最大のキモです。

ちなみに電気を作るのは、省エネではありません。

”創エネ”です。



PVについて売電による収入が目的ではないので、

消費エネルギーを最低限まで減らしたあと、

不足分を補う最小限の太陽光発電を搭載しました。

「自分ちで使う電気を自分ちで作る」

という考えです。

ゼロエネへの道は、消費エネルギーを減らすことを考えず

とかく大容量の太陽光発電をガツン!と設置するパターンもありますが、

私に言わせれば、それは単なるまやかし。(失礼!)

建築自体が脇役となった本末転倒に見えます。



何度も書いていますが、

消費エネルギーを適切に減らす設計でなければ、

住宅建設の本来の目的である「快適」を得ることができません。

最小限のPVにすることで設備費用も割安ですしね。

(いや、簡単なんですよ。

ドカンとPVを付けるのって。付ければいいんですから。)


あとは、Y様の暮らしによって、余剰分が出れば売電ができます。

(Y様の暮らしぶりであれば、間違いなく余剰が出るでしょう。)

そもそも、電気やガスの消費量が小さいので補う部分も小さいのです。



Y様邸は、個人住宅として広島初の「防火地域の木造3階建」(木造耐火構造)

吉野石膏さんが、現場を通りかかってびっくりされた(笑)という

エピソードもありますが、

木造の利点は、軽くて地耐力的にもメリットがあり、

「木という素材」自体が熱伝導率が低いので温熱環境的にもメリットがあります。

もちろん、コストメリットもあります。

SE構法で、大きな空間を作りつつ耐震性確保もバッチリ。



「建築」として、防火性、耐震性、断熱気密をしっかりとクリアし

2世帯住宅として、お互いがほどよい距離を保ちつつ

2世帯ならではの「交差点」もあり、

甘くなりすぎずシンプルで品格のあるデザインは、

設計者である谷口の得意とするところ。



Y様のご厚意により完成見学会を開催することになりました
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Y様に心より感謝です。

ありがとうございます!

2月21日(土)、22日(日)の午前10時〜午後4時(16時)まで

ご見学が可能です。


パッシブデザインの設計手法とはどんなものか、

風もなく、音もない「光冷暖」とは、どんなものか、

SE構法&防火地域の木造3階とは、どんなものか、

(ビルトインガレージになっています)

2世帯住宅のあり方についてどんな提案になっているか、


Y様邸は見所満載のため、全部書ききれません!

長々と読んだり、話を聞くより、実際に見て体感頂くのが一番です。

特に、温熱環境や素材感、空間は体感しないと分からないですよね。

では、現地にてお待ちしております!


<Y様邸概要>

⚪️建築地 : 広島市中区千田町(既存建て替え)

⚪️木造3階建て(SE構法)

⚪️木造耐火建築物(1時間耐火構造・防火地域対応

⚪️ゼロエネルギー住宅(PV+太陽熱温水器)

⚪️冷暖房 : 光冷暖(冷房・暖房)

⚪️長期優良住宅認定取得(耐震等級3・温熱等級4=いずれも最高等級)

⚪️二世帯住宅 (一部共有型)


⚪️設計施工 : 株式会社エヌヌテック

⚪️設計 : 谷口 護、渡部良祐(性能・構造・申請)、市川里穂

⚪️現場監督 : 土井長元気



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by ntecj-yoko | 2015-02-15 12:14 | お知らせ | Comments(0)

『体感温度の不思議。』

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寒波の影響で寒い日が続きますね。

どうやら、明日くらいから少し寒さも緩和されるようです。

引き続きご自愛くださいませ。


さて、エヌテックは高性能であることをコンセプトにしてますが、

これは、

適切な断熱気密(やり過ぎず適度)、による小さいエネルギーで

快適な室内温熱環境の実現を目指したものです。

もちろん、ベースは建築による「パッシブデザイン」であることは

言うまでもありません。


外皮部分を強化することで、冬は寒さが入りにくく、

夏は暑さが入りにくそう・・・

は、イメージとして捉えやすいですね。

(実は、冬は熱が逃げるが正解。

熱は高い方から低い方へ移動するため。)


気密に関して少し分かりにくいのですが、

隙間から、熱が逃げ(冬)、熱気が入ってくる(夏)ので

冷暖房の効きが悪いだけでなく、

隙間とイメージが合いにくい夏は、

いくら日陰になっていても外が35度などになると

熱い空気が容赦なく

隙間から室内へ侵入してくるんですよね。

余談ですが、暑いからと窓を開けても入ってくるのは熱気であって

通風で得られるのは、風が起こす気流による涼しさだけ、

結局は室温上昇の原因となります。

ということで、

快適な室内環境は「気密」が必須なんです。


と、もうひとつ、

「体感温度」には外皮性能が大きな影響を与えています。

暑い寒いの感覚は、室温に加えて人を取り巻く壁床天井からの

放射にも影響を受けています。

イマドキ、室内が暖房してあっても

薄い窓ガラスなどのそばに行くと冷気を感じますが

それは、こういう現象 ↓ です。
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暖かい涼しい、は、ようは体感温度だということで、

人の感覚は単純でないってことですね。

このブログで、しつこいほど、

「性能ですよ、性能!」

と繰り返しているのは、外皮部分(外壁、窓、屋根、基礎など)は

建築としての品質的にもそうですが、

温熱環境的な快適にとっても、取り返しがつかないからです。


外皮性能がイマイチだと、

どんな素晴らしい冷暖房設備を導入しても

上の図のような結果となります。

いくら、大容量の太陽光発電をつけてバンバン電気を作っても

暖かく涼しくなるわけでなく、

エネルギーの消費を減らせるわけではありません。

むしろ、せっかく作ったエネルギーも冷暖房に消費され

”儲け(売電分)が減る”ことになります。

外皮性能が低いまま、どでかい太陽光発電を設置しても、

「快適」からいうと本末転倒になります。

まずは、外皮性能、それから小さく設定しエネルギー消費を賄う

適切な容量の太陽光発電の設置、が良いと思います。



よく、現在の賃貸住宅(マンションなどの集合住宅)で

「え?でも、今寒くないし。」

と仰るのをお聞きしますが、

築年数に関わらず、

角部屋と最上階を除いて、

上下左右が外気に接していない状態と、

4周全部を外気に囲まれて影響を受ける一戸建ての環境は

全然違います。


また、暖房室(約20℃)と非暖房室(約10℃以下?)

の温度差も体感温度に影響します。

(非暖房室との境目は薄い壁一枚・・・ですよね。)


「快適な室内温度」

の実現には、

「体感温度」

を意識して外皮性能を十分に確保することが欠かせません。

熱的境界は、外皮に設定する、です。


前先生の本「エコハウスのウソ」にもありましたが、

暖炉、薪ストーブなど熱源から放射される遠赤外線(熱エネルギー)は、

直進するのみ!のため、

大きく深いソファなどに腰掛けて背中からの放熱を防ぐのは、

正しい、のです。

電気ストーブが熱が当たっている面はすぐに熱くなるのに、

後ろ(背中)は寒いままなのも、同じ現象です。

だから、体の前面は暑いのに背中は寒いといった温度差があると

体にとっては負担が大きくなります。

4周(人を取り囲む壁床天井)の温度差が小さいほど、

”感じる”快適性が高くなるわけです。

だから、断熱気密、高性能サッシ、基礎断熱(外気を流入させず床を冷やさない)

が必要なんですね。



強い熱源でのピンポイント暖房や、

エアコンにより空気だけを温めてもイマイチ・・・

なのは訳があるってことです。


今、寒い時期なので暖房のことをお伝えするには

いい時期なのですが、

冷房のことを語るには相応しくないかもしれません。

でも、暖冷房は、熱的な基本は同じことなんです。

「外気の影響を受けにくくし、

室内に発生させた暖気・冷気を逃さない」

冬のことを考え備えるのは、夏のことを考え備えるのと同じ、

です。



「体感温度」を求める計算式があるのも、

へーって感じですね。

温熱環境が物理の世界であることを

実感します。





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by ntecj-yoko | 2015-02-11 10:13 | ちょっと注目 | Comments(0)
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今朝も冷え込みましたねー!

東広島市八本松は、-3.4℃まで下がったようです。

(リンク先は、アメダスの観測データです。)

立春も過ぎましたが、まだまだ寒さが厳しいようです。

乾燥も厳しくなっておりますのでご注意くださいませ。


しかし、こう寒さが厳しいと、

やはり窓からの熱の流出が気になります。

熱は、高い方から低い方へ移動しますので、

せっせと暖房した熱は、

熱的に”最大の弱点”である窓からどんどん逃げて行っているわけです。
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(画像は、省エネルギーセンター(ECC)のサイトからお借りしました。)

窓からの熱損失は、48%です。

外壁分からが 19% と案外と少ないのが意外に感じますね。

もうひとつ、換気による損失が 17% で外壁といい勝負で、

床からは 10% 逃げています。

全体的に窓の性能の良し悪しが「決定的」であることがわかります。



このブログでも何度か取り上げたので

ご存知の方もおおいかと思いますが、

現在、エヌテックが標準としているのは、

シャノン(エクセルシャノン)

です。

エクセルシャノンは、樹脂サッシのパイオニアとして

樹脂サッシ一筋に性能向上に取り組んできたメーカーです。

去年から、各サッシメーカーさんが高性能樹脂サッシを発売され

まさに高性能サッシ元年となりましたが、

エヌテックは、「性能」「施工性」「後の変更」などを総合してシャノンとしています。


2月末に完成見学会で皆様にお披露目することをご承諾頂いた

中区千田町のY様邸は、シャノンの防火地域対応サッシを採用しています。


もちろん、防火対応であっても断熱性能に妥協なし!です。

トリプル(3枚ガラス)サッシで、U値(熱貫流立)が、

0.8W/㎡・K

となっています。

比較対象として、私の自宅改修で採用した某社のサッシが、

U値で、2.33W/㎡・K です。

数値で比較すると、ざっと約1/4の熱の逃げにくさとなります。

(ご注意:性能数値は、窓のデザイン大きさによって変わります。)



樹脂という熱を伝えにくい素材のメリットを活かした高断熱性能に加えて

「遮音」

性能の高さも、シャノンの特徴です。



中区千田町といえば、広島市内の街中といっていい立地で、

周囲に建物も近接し、日射が取得できる部分も限定的です。

また、車や人通りも多く、市内路面電車も近いとあって、

「騒音」

をどう遮るか、も快適な日常生活のための重要なファクターです。

遮音性能は、イコール気密性なのですが、

建築で確保することと同時に、サッシの気密性も必要なんですよね。

逆に言うと、サッシの気密性が高くないと建築で頑張っても

目指す気密性能(エヌテックでは、1.0㎝/㎡以下必須)が達成できない、

ということもあっての、選択です。



実は、サッシの性能は現場で継続して作業をする職人さんが

住まい手様より一足早く体感できるんです。


エヌテックの現場は、冬場に仕事をする職人さんにとっても

「暖かく(外気の影響を受けにくく)て、静か(気密性により騒音が入らない)。」

ので、仕事がしやすい現場 = 捗る、のです。



上記の熱が逃げる部位の図にあるように、

暖冷房がよく効いて省エネルギーな家にするには

窓の性能を高めるのが必須条件であり、

合理的な選択ということになります。


外部サッシは、点数も多く性能をちょっと落とすと

減額になることもあって、

「ま、広島は北海道じゃないですから、そんなにいいサッシは要りませんよ。」

と言われると、そうかな・・・・、

で、ついついサッシの性能を落とすこともあるかもしれませんが、

お気持ちは十分に理解できますけれど・・・、

実は、最もやってはいけないこと!

と、私は思います。


高性能サッシで得られる

「断熱性=快適性」

「気密性=遮音」

は、

ずっと暮らす家で家族の暮らしを”支え続ける”日々の生活の基本、

だからです。

熱の影響は、夏も冬もご理解頂けるかと思いますが、

音の問題は、隣家とのトラブルの可能性や安眠を確保できないなど

温熱環境と同じように、

平穏な暮らしの下支えの一つとして重要なんです。

(室内の発生音も重要ですね。この点はまた別途。)



先日も、今後も高騰するであろう電気代のことが記事となっていました。

電気を大量に消費する生産の現場だけでなく、

広々空間でのライフスタイルが当たり前となった一般住宅での今、


「温熱的に快適な室内環境=”健康”ともリンクします。」


をどう省エネルギーで確保するか、

は、先を見据えて考えておかねばなりません。


何度もしつこくて本当に恐縮ですが、

日常生活に多大な影響を及ぼす”熱と音”において、

「いい窓」

は、投資して様々に十二分なリターンが得られるパーツ、

と言っていいと思います。

ご自分と大切なご家族ののために、オススメします。






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by ntecj-yoko | 2015-02-07 09:59 | ちょっと注目 | Comments(0)

『続・コンセプト。』

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今日から、2月ですね。

ブログの背景も春を先取りで変更してみました。

しかし、今日も冷え込みましたねー!

もうしばらく寒い日が続きそうですので、

どうぞ、十分にご自愛くださいませ。



昨日は、広島市佐伯区にて、N様邸の上棟がありました。

N様、ご家族の皆様、おめでとうございます!

一つの節目を無事に迎えられましたね。

また、様々にお気遣いを頂いたことに感謝を申し上げます。

いよいよ3次元となった家づくりです。

ぜひ、引き続き家づくりを楽しんで下さいませ。



さて、昨日のお題の「コンセプト」の続きです。

去年のことになりますが、

あるお客様が家づくりの依頼先を検討されて

最後に、某有名ハウスメーカーさんとエヌテックが残りました。

提示された各資料を比較してもよくわからないから

全員で一同に会して話を聞きたい、

という、予想外の展開になったのですが、

その有名ハウスメーカーの営業マンさんはたったひとりでエヌテックに

お越しになりました。

これは、かなりスゴイことだと思います。

いわば、”アウェイ” になるわけで、スポーツと同じく”不利”な条件?ですね。

超有名ハウスメーカーの営業さんが来られる!ということで

ここと、ここがポイントだからこう突っ込もう、などなど

私たちなりに作戦を練っておりましたが、

ある、同じ業界の知人から、


「結局、そのハウスメーカー、エヌテックがお客様に対し何を成せるのか

ということであって、議論をするべきではない、


という至極まっとうなアドバイスをいただき、

当日のご家族関係者はじめ総勢10名以上が集った場となった「櫟」では、

「家づくりのコンセプト」の話で終始しました。

営業マンさんは、「勉強させてください。」と静かに聞いておられました。

アウェイの上、多勢に無勢もあったかと思いますが、

いくらでも「(エヌテックの)足りない部分」をあげることもできたはずですが

それはされず、結局多くを語ることなくお礼を述べてお帰りになりました。

非常に紳士的なご対応が印象的でした。



お互いの提案がどのようなものであったかは、

企業秘密としてここでは明かせませんが、

「何が成せるのか。」

は、違っていました。

金銭的な損得(よくある坪単価などの比較)も重要ですが、

金銭を投じた結果”得られるもの”(つまりエヌテックが成すもの)について

もしかしたら、エヌテックの方がより明確であったかもしれません。



家づくりに際し、皆さんたくさんのご希望ご要望があります。

ご予定のご予算で全てが叶うのが理想ですが、

(繰り返しになりますが)

予算は配分されます。

また、諸費用という一部不確定な要素を含んだものもあります。

(地盤補強費などは調査結果判明後最終決定します。)

なんでもそうですが、

「高い、安い」

のではなく、

「それは(モノに対して)適正な価格なのか」

ではないかと思います。

本物、質の良いもの、手が掛かったもの、性能が高いもの、希少なもの、

は当然ながら値段も高いです。

全てをそういうものにすると全体が高くなり、

結局予算オーバーとなります。

最重要「コンセプト」に最初に資金を配分していただくことが

納得のいく、賢明な資金の活かし方であり、

ずっと住み続ける家に対する自分の答え(正解)ではないかと、

私は思います。

なので、個人個人によって大きく幅がある”素敵”の前に、

まずは、実感に大差がなく実際一番有難い温熱環境と安心安全への

資金配分をおすすめします。

あ!

素敵と性能(安心安全&温熱環境)は両立するもので、

二者択一、どっちかを選んでね、ではないですんで、

よろしくです!






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by ntecj-yoko | 2015-02-01 09:16 | 取り組み | Comments(0)

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