カテゴリ:BOOK( 42 )

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大型連休の方はGWも半ばですね。

皆様、いろんな過ごし方をされていることと思います。


私は、仕事もありつつ、
自宅で”雑草駆除”(泣)や普段気になりつつも
なかなか手が付けられなかったところを片付けたり、


と、


うちで過ごしています。


そんな”おうち派”の友が、本。
(と音楽)


こちらをお供に。

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津村さんの実力は噂に聞きながら
お初になります。

とにかく、タイトルがいいですね!
なんか、分かる!!


そう、どこにいても、何があっても
”とにかく、うちに帰る”
それが我が家ってもんです。


ちなみに、音楽はこちらを。
セレーナ・ゴメスとの共作が秀逸❤️



 <インスタグラムを始めました!>

studioenne

です。
良かったらフォローしてくださいね!

by ntecj-yoko | 2017-05-03 12:28 | BOOK | Comments(0)
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先日、NHKの「プロフェッショナル」で

マツダの”skyactive”の開発に携わられた

人見光男さんが取り上げられていらっしゃったので、

拝見しました。

長い低迷期を経て浮上したマツダで何があったのか

技術者らしく、淡々たとした口調で語っておられたのが

印象的でした。

その人見さんが書かれた本です。
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「答えは必ずある」

車の技術的な内容も多く、一般人には少し難しい箇所もありますが、

組織としてどのように危機を乗り越えてきたか、

まだまだ終わらないマツダの挑戦など、読み応えがありました。



一番興味深かったのは、

「電気自動車、燃料電池車は本当に普及するのか?」

について、意見を述べていらっしゃる箇所です。

ネタバレになるので、内容は書きませんが、

人見さんが書かれた内容に、全く同感です。



車とは違いますが、

住宅(建築一般)においても、実は私は同様の想いがあります。

それは、

「自然エネルギーによる電力供給は本当に省エネなのか?」

ということです。



エヌテックは、ゼロエネルギー住宅にも取り組んでおり

つい先日、お引き渡しをした中区千田町のY様邸、(2015年)

2014年の佐伯区五日市のK様邸

東区中山のN様邸、

などは、ゼネロエネルギー住宅です。

廿日市市のM様邸(2014年)は、ゼロエネにすることを想定して設計してあります。

いずれも、太陽光発電は自家消費を賄うための最小限の容量となっており



ゼロエネルギーにすることが建築の主目的ではありません。

あくまでも、「住宅」は

”快適に楽しく暮らして頂く”のが目的であって

家庭で使うエネルギーは、車の燃費問題と同じく

できるだけ省エネルギー(もしくはゼロエネ)を実現すること、

それ(エネルギー)をどういうやり方にするか、は、

現在住宅にとって必須条件だと思います。




エヌテックが提案するゼロエネルギー住宅は、

最大限使うエネルギーを減らすことが第一、

そして不足分を創エネルギー(主にPV+太陽熱温水器※)で補う

というやり方です。

※いずれもその敷地の周辺気象条件により提案致します。



まずは、



「建築的アプローチによりエネルギー消費量を減らすこと」



ことが、建築が担うべきことだと考えているからです。

また、エネルギーを適切に減らすことと、温熱的快適空間を作ることは

並存しています。

前にも書いたように、

大容量の太陽光発電(PV)を搭載して使用分をペイするのは、

結果的に収支はゼロエネ(プラス(儲かる)エネ?)であっても、

本当のゼロエネではない、と思います。



なぜなら、

自然エネルギーは、天候に左右される宿命があり

人の都合で発電したり熱を利用したりが出来ません。

適切に減らすことを考慮していなければ、

天候によりエネルギーが作れないときには、”消費量が多い家”になるわけです。



「そんな時のために溜めておけばいいじゃないの?」



というご意見もあろうかと思いますが、

実際問題として、天候不順に備えて数日分使えるほど余剰分が出るのか?

また、現状では蓄電池の容量が不十分です。

電気自動車に蓄電するというアイディアもありますが、

家庭で使ってしまえば、今度は車が使えません。

また現在、個々にPVで発電した電気は既存の電力会社の送電網を使っており

電力会社の設備に依存している状態です。

その多大なる負担により、九州電力がこれ以上の買い取りをやめると発表し、

問題になったのが記憶に新しいところです。



発電余剰分を買い取るため、電力の一般利用者が広く負担しているのも

事実ですね。

普及と生産量の増大に伴い、設置コストや買取価格自体は年々下降しており、

来年度(平成27年度)も下がることが発表されています。

が、PVの設置が増えれば増えるほど、現在の電力事情では個々の負担も

増え続けていくジレンマに陥るわけでもあります。

EUのいくつかの国では高額買取方式で破綻、もしくは失敗しているようです。




ダメな時(0%時)のために、100%のバックアップが必要である




という点が、私の考える自然エネルギー利用の最大のネックです。

トータルで考えると、

電気自動車、燃料電池車が現実的に普及するのか?

と同じように、

自分ちで自然エネルギーにより発電することが本当に省エネなのか?

です。




欲しい時に都合よく利用できるわけではない

自然エネルギーは、よく考えてうまく導入し使う必要があると思うのです。

これだけリターン(儲けが発生することでペイできる年数計算など)が

ある、だけで導入するのはあまりお勧めできません。

いずれにしても、自分が導入した設備によって自分も負担を強いられている

のですから。

回り回って・・・・・ですね。

新築時、リフォーム時に、自分らしく楽しく暮らすことに加えて

消費するエネルギーはどうあるべきで補う設備はどうあるべきか、

を、同時によく検討しておくことが必要です。




そこで利用できる自然エネルギーは十分に利用できるような、

(防ぐものは十分に防ぐことも快適+省エネのための重要な手法)

建築にすることが

パッシブデザインです。

(しかし、パッシブデザインは全てを賄う救世主!ではなく、

全体の消費量と快適性をベースアップする手法に過ぎません。)

それと並存して各種設備をどうするか、を検討する。

発電設備だけ、最先端設備だけで簡単に解決できないところが

建築のエネルギー問題は難しく、面白いところですね。




車は買い替えができますが、エネルギーは設備でもあるため、

容易に取り替え、買い替えができません。

また、建物(家など)がある限り住まい手(利用者)に影響を与え続け、

毎日年中の必要なコストとなります。




マツダが内燃機関の可能性追求に賭けたように

(一緒にするのはおこがましいのですけど)

住宅、建築の本質は何かをよく考え

(楽しく快適に暮らすことです!ね。)

と同時に、そこで必要な適切なエネルギーのあり方を考えること

を、伝えていかなきゃね、と改めて思いました。




自動車業界の方でなくても、お勧めの本です!




CX−5(私の愛車)は、乗り心地といい燃費といい、

本当にいい車ですよ!






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by ntecj-yoko | 2015-03-01 10:22 | BOOK | Comments(0)
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つい2回前のブログでもご紹介しましたが、

最近、sousouのあれこれにすっかりはまってます。

和柄がデザインされたテキスタイルのセンスのよさ、ポップできれいな色使い、

ちゃんと使える提案と、なんといってもその「可愛さ」!

自分の身につけるものからプレゼントまでsousouです。(笑)

誰がどうやって、どうしてこのようなブランドに至ったのか、興味がわき

買ったのがコチラ↓の本です。
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いわばサクセスストーリーではあるのですが、sousouの商品群の写真も

カラフルで可愛く美しく、見ても楽しい☆

一番感心した・・・というか、なるほどと思ったのが、

社長である若林さんの考え方。

持ち前の(ファッション&経営)センスで成功を収めておられますが、

基本にあるのは、至って地道で真っ当なごく日本的?なあり方です。

成功本にありがちな実現できそうもない夢をあおったり、大言壮語があるわけでなく、

現実的で地に足の着いた冷静な考え方と実践があります。

伝統産業を復活させる試みは素晴らしくても、昔は良かったよね的だけでは

商業ベースに乗るとは限らない。

今欲しくない物は売れない・・・・・・なんでもそうですがそれが現実です。

しかし、sousouは皆が欲しくなるものを作り、合ったやり方で売った、

一番の根本には、情熱、そして人との出会いがあったから・・・。

う~~~ん、ますますsousouのファンになったなあ。

で、ちょっとひらめいたことがあったので早速市川に相談したら

「え~~~・・・、まあ、ワタシはいいですけど。どうですかねぇ・・・。」

と、半分くらい乗り気?

ま、ごり押ししてみよう。(笑)





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by ntecj-yoko | 2014-07-26 09:38 | BOOK | Comments(0)

『New Basic Macro』

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食べることに関しては何かと興味津々の私です。

ジャンクなものからブランド食品まで、

ミーハー精神を持って何でも有難く美味しく頂いております。

ま、グルメでもなくお味にうるさいわけでもないので

ただの食いしん坊ってことですけどね。

そんな私ですが、ここ数年は、

「普通のご飯を本当に美味しくいただく。」

あれこれ手練手管で変貌させた、ハレの日のお料理や、

非日常的な作り込み過ぎの料理でなく

シンプルに、毎日の3度の食事を”ちゃんと”食べる。

ことをいいなぁ、と思うようになって来ました。

ご飯とお味噌汁、煮物に漬物、焼き魚に卵焼き…

今年の初め、お客様のO様邸でお呼ばれしたお昼御飯が

まさにシンプルで味わい深くものすごく美味しかったんです。

丁寧に出汁を取り素材の味わいを活かして作った

ごくごく普通の食事がこんなに美味しいなんて!

と、感激でした。

材料を切るところからはじまって一つ一つを

丁寧に作るということが、素敵に見えたのも事実です。

そのO様邸で拝見した本がコチラ。↓
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「New Basic Macro」(天野朋子、中川屋善右衛門 共著)

マクロビオティックを知ったのは、実はかなり前でしたが

面倒くさそうということで、疎遠になっていたのですが、

この本はハードな?マクロビではなく、初心者でも日常的に

とっつきやすい内容です。

写真も美しく、どれもこれも美味しそう!

たまには、ハレの席で美しくにぎやかなお料理もいいけど、

毎日は地道にシンプルに”ちゃんと”ご飯を食べる。

地道な日常があってこそ、ハレの日が映える・・・

食事もメリハリですね。

気付ば、某ファーストフードチェーンに随分行ってないなあ・・・。

とは言ってもコンビニでカップラーメンもやめられないかも

しれませんが、

無理のない範囲で向き合って、

毎日の平凡な食事だからこそ大切にしたいですね。





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by ntecj-yoko | 2014-03-25 09:04 | BOOK | Comments(0)
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家づくりを考えた時、

情報収集でご参考にされるのは何ですか?

先ずはネット、そして住宅展示場や口コミなどでしょうか?

バーチャルや現実離れした豪華な家も参考になりますが、

やはり、いまだに文字情報は必須ではないかと思います。

「雑誌」「本」

は、手元に置いてじっくりとページをめくりつつ見る、

気になる点は繰り返し見返したり、

実際に建築が始まってもまた引っ張り出したりと、

実は一番お役立ちだったりします。

そこでおススメ本のご紹介です。

SE構法の加盟工務店さんの会である「つくり手の会」8社が

出されたムック本(別冊住まいの設計)

これが正解!設計力のある工務店で家を建てよう
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は、タイトル通り設計力に秀でた会社さんの実例作品集です。
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やっぱり参考に見るならオシャレでレベルの高い実例モノ、

見て楽しい読んで勉強になる本・雑誌がいいですよね。

ここに掲載されている実例はいずれも今と言う時代と

これからを見据えて設計されたステキな実際の家ばかりです。

これからお考えの初心者の方も、

そろそろ決めなきゃねの方も、

ご参考にして頂けること間違いないです!

エヌテックにも数冊ご用意がありますので

先着5名様にプレゼント致します!

ご希望の方は、エヌテックまでお申し付け下さい。

☎ 082-509-5771

✉ info@ntecj.co.jp





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by ntecj-yoko | 2014-03-19 09:22 | BOOK | Comments(0)
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家づくりを考える際、何を大事にされていますか?

一番多いのは・・・

自分達の感性に合う「デザイン」(意匠)かどうか?

でしょうかね?

それも外せませんが、

他にも大事にして頂きたいことがいくつかあります。

こちらの本には、それが分かりやすくまとめられています。

「健康に暮らし住まい9つのキーワード」(IBEC発行)
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業界向けではなく一般の方にとって分かりやすいおススメの本です。

人がストレスレスに暮らす上で大事なことで

実際に住んでから気づくことって、実はたくさんあります。

「音」

や、

「匂い」

も、そうです。

ぐっすり眠り疲れを取り翌日に備えるためには「音」が

関係します。

家の場所によって、大切にしたい点も違います。

家 = 建築 

は、思ったより人に大きな影響を与えるものなのです。

「健康」は、年配の人だけのことのように思えますが、

建材による害だけが、健康住宅ではないことを以前も書きましたが

家(建築)は、人が使うものだから人に与える影響も大きい。

暑い寒いはもちろん人にストレスを与えます。

その改善(適切な温湿度環境を作りだす)も含め、

家(建築)って奥が深いものだなぁ、とつくづく感じます。

リビングやトイレ、寝室など場所によってポイントが

分かりやすく記載されていて、すごく参考になります。

家づくりの参考書として、

ステキなビジュアル本だけでなく、

この本もおススメしまーす!

IBEC(建築環境・省エネルギー機構)のHPから購入できます。(@400円)






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by ntecj-yoko | 2014-02-10 15:42 | BOOK | Comments(0)
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先週、東京へ行った際、

前からぜひ行きたかった「TSUTAYA」(T-SITE代官山)

に行って来ました。↓コチラです。
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ここの場所づくりと言うか、建築物も含め

噂通りのすごくステキなところでした。

まさに、サードプレイス。

長時間居たくなるし、居てもOKな環境が整ってます。

ただし、残念ながら温熱的な快適さ作りはイマ一つ。

お茶したスタバは北に位置していて、

ガラス(Low-eでしたが)張り外壁のため、

冷気のドラフトが襲ってきて、足元が寒い!

椅子&テーブルスペースは長居をするには不向きですが

南は日射取得が上手く出来ていて、(冬の)居心地抜群。

トイレが日当たりの良い南に配置されていたんですけど

これは(意図したかどうかは別として)ナイス!

とは言っても、コンセプトも設計デザインレベルも超一流で

素晴らしい出来栄えなのは間違いないです。

お散歩のワンちゃんまで洗練されてオシャレでしたもん。(笑)

えー、前置きが長くなりましたが、

ここで、購入した本が表題の「Green Neighborhood」です。
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建築関係本コーナーで表紙にある「環境先進都市」という言葉に

目が留まり、開いて読んだ冒頭の文章に共感したことが

購入のきっかけです。

ネタバレになるのかもしれませんので、ちょっとだけご紹介。


「私は元来「コミュニティ」という言葉に

ある種の違和感を感じてしまうほうである。」


「コミュニティ、ライフスタイル、という言葉に決着をつけたい、

引導を渡したいとウズウズしていた。」


「ライフスタイル提案から何らの影響を受けたことはない。」


他にもあるのですが、割愛します。

仲良くしたくないわけじゃないけど、

無理に輪を作られた感には違和感を感じる(同感)

そんな筆者が「ポートランド」(アメリカ・オレゴン州)の街作り

に興味を持ち、その内容をつづった本です。


スター建築家によるスペクタクル建築をランドマークとしない、

(ありがちですよね)

身の丈主義(と言ってもやや富裕層のヤッピーと言われる人たち)を

徹底して作られた街、ポートランド。

先ず、最後までやりぬいたのがスゴイ=素直な感想です。

何をどうやったのか、でどうなったのか、は

読んで頂くしかないのですが、

「スターホテル」(表紙の写真)

には、興味津々です。

また、環境共生のありかたも身の丈主義でいいなあ。

アメリカには正直当分の間興味がなかったのですが(すいません)

「ポートランド」自体は観光都市ではないんですが、

これは、是非、現地に行ってみたい!

曽野綾子さんのクールな文章にも出会えます。

ザラッと読んだだけなので、もう一度じっくりと読みたい本です。

あ、温熱環境が適切なカフェでね。(笑)







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by ntecj-yoko | 2013-12-03 10:04 | BOOK | Comments(0)
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久しぶりに手に取りました。

宮脇壇の住宅設計テキスト
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です。

住宅設計に携わる人ならば、ほぼ持っているのでは?

と思われるほど、(特に業界では)有名な本です。

(今は、どうかな?)

私自身も、購入当初は何度も読み返した記憶があり、

ご覧のとおり、使い込んだ感じになってます。

ここ最近は棚に並んでいる状態でしたが、

現在計画中のお住まいで、

ある部分をお客様にご説明するに当たり

「あ、確かこれは宮脇先生の本にあったはず!」

と、思い出し、久しぶりに開いてみると・・・

そうそう、これこれ!

ありました。

さすがは、宮脇先生!

この本には、プランの掲載もありますが、

収まりや詳細図も掲載されていて、

住宅設計のプロ向けに書かれたものだということが

分かります。

住宅設計に邁進し格闘してきた建築家ならではの視点は

今も全く古びていません。

久しぶりにもう一度読んでみようと思います。






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by ntecj-yoko | 2013-08-28 10:48 | BOOK | Comments(0)
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今朝も路面凍結気味?と見て回避するためJRで出勤したワタシです。

(実際は、そこまで凍結していませんでしたが…)

車通勤で出来ず電車通勤で出来ること、

それは、「ながら読書」ですね。

ということで、昨日、今日と、こちらの本を読みました。

エコハウスのウソ」(前 真之著)
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エコハウス(とは名乗ってませんが)を作っているエヌテックとしては

見逃せない本です。

ちょっと前、taniguchiが読んで「面白いですよ~!」と。

実際、ホントに面白いですよ!!

いやー、野池さんと同じく”情緒”を一端横に置いて(無視するわけでなく)、

理論的に「冷房」「暖房」「換気」「断熱」「気密」などを

明快にクールに、そしてユーモアあふれる文章で解説してあります。

これを読みつつ思い起こしたのが、数年前

「造形(クリエイティブ)命!」の某若い建築家と話をした時のことです。

若い彼は、モノを創ると言うこと=クリエイティブに燃えていて、

「温熱環境的な快適さ」という結構やっかいで、

でも、人間の暮らしに必須条件の住環境を整えることを軽視しており

「松下さんが言う、”寒い”というのは子供が常に風邪をひいているとか、

奥さんがいつも体調崩すとか、そこまでの環境じゃないんでしょう?」

(それって、相当な劣悪環境だよね?いつのハナシよ!?yoko-m)

「ウチの奥さんは(自分が設計した家に住んでいる)すごく寒いけど、

この家が好きと言ってます。」

(ふーん、やっぱり、寒いのは事実なんだ。yoko-m)

「常に新しいものにチャレンジすることで、新しいノウハウが身に付くはずです。」

(標準仕様が安定的な結果をもたらし高品質になるのでは?yoko-m)

「数字、数字って、本来持つ自分の感覚を僕は大事にしたいですね。」

(数字を出してからそう言った方がより説得力あると思うな。yoko-m)

と、話が全くかみ合わず、むやみな争いを避けるため話を打ち切りました。

私は、形やクリエイティブを軽視しているわけではなく、

目からの情報は甚大であり、大きな影響を持つと理解していますし、

造形的に”品のある美しい建築”を創りだしたいといつも考えています。

が「快適」を伴わない「クリエイティブ」な空間を提案する気は毛頭ありません。

何故なら、「家」は人が人生の終わりまでを過ごすところであって、

「ハレ」の空間でなく「ケ」の空間であると考えているからです。

伸び伸び空間や、独創的な造形、アート作品と見間違える意匠、

これらが確かに考察された「快適」に裏打ちされているのであれば

素晴らしい空間です。

しかし、独創的な形状はややもすると表面積が大きくなりがちで

建築の際のコスト的にも大きくなるに加え、暖冷房不可も必然的に大きくなります。

景色や日差しを取りこむ大きな窓にも、ステキなメリットがある半面

いろんなリスクがあります。

思うに、クリエイティブ命派は、建築は「視覚重視」なのでしょう。

けど、現実問題として、人は眼だけでなく「五感」を使って生きている以上、

目から取り入れる情報だけでなく、

暑い寒い、匂い、音…これらも「心地良さ」に”実際は”大きく影響して来ます。

目で見る造形的なこと、五感で感じる温熱環境、反響する音、匂いなど

造形派、リアル派どっちがより大切か、白黒つけるってことでなく、

両方大切だからこそ並行して考え、答えを出していかなければならないはずです。

また、求めるものに近い答えを導くには、クールな数値的考察は欠かせないのです。

建築はとかく、視覚的な要素が非常に大きく、

視覚的なことで、エンドユーザーに情緒的な影響を大きく与えてしまいます。

だからこそ、冷静に提案をしなけらばならないと思うのです。

前先生の本は、分かりやすく読みやすく、ちょっとクスッと笑える本です。

家づくりには、誰もが大きなコストを掛けます。

本当に作るべきは「クリエイティブな自分たちらしい空間」なのか、

(「自分達らしい」とは、”いつの自分”なのでしょう?)

「クリエイティブ」とは造形だけなのか、本当は何を指すのか、

大金掛けて後々こんなはずじゃなかったと言いたくない方は、

すっごく参考になると思いますよ。

ご一読をおススメします!







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by ntecj-yoko | 2012-12-11 10:20 | BOOK | Comments(0)
雨になったGW3日目ですが、

こんな日は、自宅でのんびりと読書でもいかがでしょう?

ということで、

家づくりを超!真剣にお考えの方におススメ本です。

「そうか、こうやって木の家を建てるのか。」(田鎖郁男著)
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この本は、ベストセラーになったそうですよ。

私がおススメするからと言って、これは、

工務店を推奨する本ではなく、見分け方の指南本と言っていいでしょう。

著者の田鎖郁男さんは、

「SE構法」で有名な「NCN」というネットワークの代表です。

元日商岩井の木材本部に在席されていた経歴を持ち、

材料供給側から建築業界を隅々まで知る方です。

工務店の経営者や建築実務者が書いた特定の工法だけを推奨したり

自画自賛の自薦本ではない、クールな視点がポイントです。

私が読んで、正直納得できない点も実はありましたが、

それでも、第3者的にちゃんと分析を交えて”感情に溺れることなく”

(ここ重要!)

家づくりを検討すると言うことは「どうすること」なのか、を

整然と書いてあります。

一番最初に出てくる、「車」を購入する際との違い。

これは必読!

もうひとつ、25のチェックポイントが出て来ます。

ヤバイ!と思った点もありましたが(汗)

ほぼ、なるほどね、です。

車の何倍も高いお金を支払う「家」。

(土地は、現物を見て(地盤の良し悪しの判断は難しいとしても)決められます。)

しかも、完成形が分からないモノをご契約頂く訳です。

マジでご一読をおススメします。


お知らせ:

「そうか、こうやって木の家を建てるのか。」

を、ご希望の10名様にプレゼント致します。

エヌテックまでお申し付け下さいませ。

TEL:082-509-5771

mail:info@ntecj.co.jp

資料請求フォームから





<「住まい手さんの家見学会」を開催のお知らせです。>

”共に暮らす。2世帯住宅の暮らし方、あり方。”

お施主様のご厚意により、

お引き渡し後8年目を迎えた、2世帯住宅の見学会を開催させて頂きます。

今、最も注目される暮らしのあり方として「2世帯住宅」があります。

一緒にいることでの安心感や、助け合い、にぎやかに過ごす家族の時間が

何よりのメリットです。

どのようなプランで、どのように暮らしていらっしゃるのか、

実際の暮らしぶりや、一緒に暮らそうと決められた動機、

気になる建築費や、ランニングコストなど、

なかなか他では聞けないお話も住まい手様に聞いて頂くことが出来ます。



開催日 : 2012年5月13日(日)

開催時間 : 午前10時~午後3時(15時)まで

場所 : 広島市安佐南区沼田

お住まいの情報 : 木造2階建て


※ご入居中のお住まいのため、事前のお申し込みをお願致します。

ご見学をご希望の方は、下記までお申し付け下さいませ。

現地までの地図を送付させて頂きます。

<お申込先はこちらです。↓>

TEL : 082-509-5771

MAIL : info@ntecj.co.jp

担当 : 佛﨑(ぶつざき)、松下 まで。
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「省エネ」するなら面白くやろう!
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ki-bako「木箱の家」が、
2010年グッドデザイン賞を受賞しました!
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by ntecj-yoko | 2012-04-30 09:34 | BOOK | Comments(0)

設計士yokoが主催する スタジオエンネのブログ


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