2017年 08月 30日 ( 1 )

贅沢な暮らし。その2

b0122502_1221144.jpg
今朝の東広島市は、曇天でしたが
今(午前10時ころ)は、青空が広がっています。

今日も気温が上がりそうですね。

ただ、風があると少し涼しく感じます。
小さな秋見つけた!です。(笑)



ずいぶん前の話で恐縮ですが、
私が中学生の頃だったかと思います。

高校野球のファンで、
テレビに噛り付いて広島県代表を応援していました。

ある超高校級のピッチャー(後にプロ入り)を要する有名校と
県代表が激突することになり、


どう攻略するつもりですか?
という、記者からの質問に対し


「うちはどう攻略するか、より

先ずは、徹底的に相手に点を与えないことに専念する。」


どう攻めれば攻略できるか、ばかりが注目されていた時に、
私にとって”目からうろこ”、超ビックリ!でした。


鉄壁の守りが持ち味だった広島県代表は、
その言葉通り、点を与えず
ワンチャンスをものにして勝利を手にしたのです。


何故、こんな話を思い出したかというと、
良く聞く話で


「うちはオール電化、燃料電池、そして太陽光発電と蓄電池です。」


があります。


これは、”省エネを重視した”、
最先端設備による「攻め」の家づくりで、
使用するエネルギーを先端設備によって相殺もしくは
プラスに持って行くイメージです。
「省エネ」が目的です。


翻って、
躯体を超高性能化することは、
「守り」の家づくり
のイメージですね。


夏の場合は徹底的に熱を入れないことに専念し、
最小限のエネルギーで最大の効果=快適を得る。
「快適」が目的です。


快適を得るためには(しかも最小限のエネルギーで)どうすれば良いか
であり、
攻めの家とは逆の発想です。


攻めの家と守りの家。


一番の違いは、
「求める効果(ベネフィット)」
でしょうか。


野球と違い、
家づくりに勝敗はありません。


求めるベネフィットを得るために
何を選択して、どうするか。



住宅が暮らしを営む人生の基盤である以上、
「快適」も「省エネ」も大事です。



「温度湿度がちょうどいい、という快適」
があってこその省エネです。


ちょうどいい温熱(+湿度)環境で得られるベネフィットとは、
一年を通じて温度のストレスがなくフレッシュな空気によって
ほぼ均一化された住空間で
自由に動け、温度を意識することなく
我が家をまんべんなく使えることです。


省エネのベネフィットは、
出ていくおカネが少ない(もしかしたら入ってくるおカネもある)ことであり
通帳を見ると嬉しい!でしょうか。
いや、これも大事ですけどね。(笑)


最先端設備をこれでもか!と導入して省エネを得ても
「寒い」
「暑い」
「蒸し蒸しする」
は、上手く解決できないのです。


個人的には、
守ること = 高性能躯体 が先ず最初にあって
攻めの設備投入、がいいと考えています。


住めば住むほど、
守りの家で得られる
快適であることの贅沢さはご実感頂けると思います。


勝敗はないと書きましたが、
長い目で見て「満足」という結果を考えたら
それはあるのかもしれませんね。


勝ち負けを目指しているわけではないですけどね。




 <インスタグラムを始めました!>

studioenne

です。
良かったらフォローしてくださいね!

by ntecj-yoko | 2017-08-30 10:30 | 特別な家作り | Comments(0)

設計士yokoが主催する スタジオエンネのブログ


by ntecj-yoko