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快適に暮らす。その2

快適に暮らす。その2_b0122502_1648322.jpg


寒の戻りか、気温が上がりませんが、
広島は気持ちいいお天気が続いております。

お花見をするには、ちと寒いですね。(笑)


さて、4月1日(金)から
いよいよ電力の自由化が始まります。

既存の電力会社(広島は中国電力)だけでなく、
複数の選択肢があり、電気の購入先を選ぶことができます。

いろんなプランがありますが、
各会社のサイトでシミュレーションが出来るようですので
試して見るのもいいですね。


電力プランも重要ですが、
そもそもの電力消費を抑えるのが一番大切であることは
以前も述べた通りです。


暮らしの中で最も多く消費されるエネルギーが
「電気」
であるため、消費の多い少ない目立つ?のですが、
コストダウンを考えるなら、
エネルギー全体を検討すべきですね。


消費を抑えるに当たって、
「我慢」
を前提にしないことを
50代以上の家づくりには必要です。

何故なら、「健康に暮らせる家」を目指しているからです。


冷暖房費について
我慢せずに、暑いも寒いも上手に凌ぎ
エネルギーコストも抑える


方法は、
「高断熱高気密とパッシブデザイン」
です。



お気付きの方も多いと思いますが、
冷暖房費において、
断然”暖房”エネルギーが多いです。


外気温と快適室温の差が大きいのが
「冬」
であるからですね。


で、
知ってびっくり、
え?そんなに少ないんですか?!


と、驚かれることも多い
「冷房エネルギー」
についてです。
(どうも節電=冷房削減のイメージが大きいようですね)

下のグラフをご参照ください。
通年の暮らしのエネルギーにおける冷房エネルギーは
約2%ほどなんです。↓
快適に暮らす。その2_b0122502_20193971.png

資源エネルギー庁の資料より)


エネルギー削減の必須項目の一つ、
パッシブデザインですけど、

住宅においてパッシブデザイン無くして
冷房エネルギーの削減なし!
と私は断言しますが、


強烈な日射、高温を室内に入れないこと
が基本中の基本であり、まずはここを抑えないと

=室温上昇を抑える
=冷房エネルギー(室温を下げる)の削減
=エネルギーコストの節約

は、実現できません。

ではそのパッシブデザインとは何か?


夏は入らず冬は入る日射遮蔽取得の設計、
いわく、
窓上庇、
屋根の軒深さ、
窓の位置と大きさ、
近隣建物の影響、

などです。

「なーんだ、当たり前のことじゃない。」

とおっしゃるなかれ!
最近の住宅を見まわすと・・・
どーですかね?

窓の庇もない家も多いような・・・


高気密高断熱、
パッシブデザイン
がされていて、
そこが
住宅(建築)における省エネと快適へのスタートラインなのです。


まだまだ続きます!



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by ntecj-yoko | 2016-03-27 09:00 | 50代からの家づくり

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