『気密測定を行いました。』(中区M様邸)
2014年 03月 06日
今週の火曜日(3月4日)、
広島市中区で工事が進行中のM様邸にて
気密測定が行われました。
C値(相当隙間面積)は、サッシ、断熱材完了時と
完成時、の2階計測します。
今回はM様邸における1回目の測定でした。
つい最近、佐伯区のK様邸で「0.8㎠/㎡」という値が出たため
監督のブツザキはプレッシャーだったと思いますが、
インテックさんによる測定結果は、
『0.5㎠/㎡』
でした。
一番嬉しかったのは、監督のブツザキでしょう。(笑)
お客様にもすぐにメールで報告しました。
K様邸に続いての予想以上の結果は、現場関係者に感謝です!
皆さん、有難うございます!
どんなに頑張ってシミュレーションして設計しても
現場の理解と施工が伴わないと、予想の数値は絶対に出ません。
ブツザキはじめ、大工さん、電気屋さん、給排水屋さん、
他、携わってくれた皆さんのお陰様ですね。
M様邸は、快適設備として「光冷暖」をご採用頂いております。
より少ない(電気)エネルギーで適切な快適温度にするためには
通年を考慮したバランスの取れた断熱性と気密の高さが必須です。
M様邸のQ値(熱損失係数)は、1.84W/㎡K、
μ値(夏期日射取得係数:日射の入りにくさ)は、0.029、
一次消費エネルギー量は、568MJ/㎡・年(低炭素基準で650)、
となっています。
Q値は目標とする1.9をクリア、μ値は目標の0.03を下回っています。
設計時に先ずは目標を定め、現場で確認すること。
(本当の目標は性能数値ではなく、室内の温度湿度です。
それを実現するための性能数値、というわけです。)
超快適へ到達する為には、具体的で地道な作業の連続が求められます。
K様邸も、M様邸も、
完成時には、もう一歩数値が下がるようだと嬉しいですね!
エヌテックのホームページ・イベント情報 ← はこちらから!
by ntecj-yoko
| 2014-03-06 09:29
| WORKS