『風もなく、音もなく…。その3』(光冷暖)
2013年 11月 08日
今週初めから佐伯区で始まった工事は、
築後20年弱の戸建における大規模なリフォームです。
完成後は2世帯住宅としての暮らしが始まります。
親御さん世帯が1階に、お子様世代が2階に居住されます。
この「2階」ってのが、ひとつのポイントだったのですが、
「エアコン暖房(及び冷房)は希望しない(好きじゃない)」
「面倒なものは続かないので無理」(ここで灯油&ストーブ系はアウト)
2階に、燃料となる灯油や薪やペレットなどかなり重量があるものを
冬の間何度か上げなければなりません。
(また、「注ぐ」という手間も面倒といえば面倒ですよね。)
最初は良くても、徐々に嫌になるであろうことは見当がつきます。
何せ、人間が年を重ねて衰えようが面倒になろうがなんだろうが、
毎年”冬”は必ず、絶対に!やって来ますからね。
当初は、自然エネルギー利用のご希望もあって
「そよ風」(太陽熱利用の空気の床暖房)
の導入についてご相談を頂いておりましたが、
空気だし、手間不要だし、クリーンだし、換気も出来るし…
既存のお住まいの構造、屋根形状(寄棟)が適していないことや
基礎まで大規模に工事が必要であること、
などで早々に導入は断念することになりました。
そよ風は、不足点もありますが
自然エネルギー利用を暮らしに取り入れたい方にはおススメです。
で、次に「床暖房」を検討することになりました。
「床暖房」には、「電気」もしくは「温水」の2つの手法があります。
元々オール電化住宅であったため、電気のタイプで試算してみると、
おおー!
(普通に戸建に導入する場合の)「そよ風」に匹敵する価格ですね~~~。
しかも、家中(居住空間)全部が温まるわけでなく、
当たり前ですがパネルを敷いた部分に限定されます。
よって、パネルが敷いてある部分とそうでない部分の温度差が
顕著なため、より温度差を感じるという特徴?があります。
あと、意外と知られていないのかもしれませんが、
注意書きをよく読むと・・・「低温やけど」に対する注意が
記載されており、要注意なんですよね。
また、故障時に修理が困難という点も事前によく確認の必要があります。
で、当たり前ですが、冷房は別途必要です。
別途、太陽熱利用の床暖房システム(温水タイプ)もお見積りしましたが
こちらは、太陽熱利用と言う省エネ性はあっても、
床暖房としての機能は同じであることと、価格も電気と変わらずで
ここで設備機器による床暖房も、アウトとなりました。
「う~~~~ん、悩ましい!」
と、思っていたところ、以前聞いた話をふと想い出したのが、
「光冷暖」
だったんです。
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by ntecj-yoko
| 2013-11-08 09:29
| 取り組み