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『風もなく、音もなく…。その3』(光冷暖)

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今週初めから佐伯区で始まった工事は、

築後20年弱の戸建における大規模なリフォームです。

完成後は2世帯住宅としての暮らしが始まります。

親御さん世帯が1階に、お子様世代が2階に居住されます。

この「2階」ってのが、ひとつのポイントだったのですが、


「エアコン暖房(及び冷房)は希望しない(好きじゃない)」


「面倒なものは続かないので無理」(ここで灯油&ストーブ系はアウト)


2階に、燃料となる灯油や薪やペレットなどかなり重量があるものを

冬の間何度か上げなければなりません。

(また、「注ぐ」という手間も面倒といえば面倒ですよね。)

最初は良くても、徐々に嫌になるであろうことは見当がつきます。

何せ、人間が年を重ねて衰えようが面倒になろうがなんだろうが、

毎年”冬”は必ず、絶対に!やって来ますからね。

当初は、自然エネルギー利用のご希望もあって

「そよ風」(太陽熱利用の空気の床暖房)

の導入についてご相談を頂いておりましたが、

空気だし、手間不要だし、クリーンだし、換気も出来るし…

既存のお住まいの構造、屋根形状(寄棟)が適していないことや

基礎まで大規模に工事が必要であること、

などで早々に導入は断念することになりました。

そよ風は、不足点もありますが

自然エネルギー利用を暮らしに取り入れたい方にはおススメです。

で、次に「床暖房」を検討することになりました。

「床暖房」には、「電気」もしくは「温水」の2つの手法があります。

元々オール電化住宅であったため、電気のタイプで試算してみると、

おおー!

(普通に戸建に導入する場合の)「そよ風」に匹敵する価格ですね~~~。

しかも、家中(居住空間)全部が温まるわけでなく、

当たり前ですがパネルを敷いた部分に限定されます。

よって、パネルが敷いてある部分とそうでない部分の温度差が

顕著なため、より温度差を感じるという特徴?があります。

あと、意外と知られていないのかもしれませんが、

注意書きをよく読むと・・・「低温やけど」に対する注意が

記載されており、要注意なんですよね。

また、故障時に修理が困難という点も事前によく確認の必要があります。

で、当たり前ですが、冷房は別途必要です。

別途、太陽熱利用の床暖房システム(温水タイプ)もお見積りしましたが

こちらは、太陽熱利用と言う省エネ性はあっても、

床暖房としての機能は同じであることと、価格も電気と変わらずで

ここで設備機器による床暖房も、アウトとなりました。

「う~~~~ん、悩ましい!」

と、思っていたところ、以前聞いた話をふと想い出したのが、

「光冷暖」

だったんです。






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by ntecj-yoko | 2013-11-08 09:29 | 取り組み

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