『家はもっと面白くなる。』
2013年 09月 27日
急に肌寒くなりましたね~。
夏はうっとおしかったネコが、
恋しい季節になりました。(笑)
暑い時もですが、寒くなると体調管理が気になります。
今年の3月に、東京で開かれていた
「ハウスヴィジョン」
で、デザイナーの原研哉さんが
「家は、全ての交差点になる。」
と、おっしゃっていたことがますます身に沁みます。
建築の可能性というと、構造、デザイン、難しい都市理論、
観念的な話・・・
などがありますが、
それらに加え、「健康に寄与する」ことも出来るはずです。
家では「睡眠」と「入浴」、「食事」が行われています。
これの行為は健康に直結していますよね。
より良い睡眠が出来る場としての家(寝室の在り方)、
入浴が及ぼす影響、
安全な食材というだけでなく家族関係を構築する食事、
もうひとつ、重要なのは「清潔」、というお話もありました。
上り框は、汚れを室内に持ち込まない為の境界であり、
「けじめ」
でもあるんですね。
日本人が持つ清潔への姿勢は、今後より高く評価されるのでは?
とおっしゃっていたのが印象的でした。
むろん、清潔も健康に寄与します。
健康を維持するための室内の適切な温熱環境の在り方と創造、
(病気へのリスクを減らすことは医療費削減にもなりますね。)
3次元の造形(視覚的なこと)だけでなく、
「家」が住まう人に与える影響は多様に広がっています。
「健康住宅」
という言葉は、建材による健康被害がない家、という意味合いが
強かったと思います。
これからは、「健康に積極的に寄与する家」
という意味の方がクローズアップされるかもしれません。
造形としての家、インテリア(内外装・家具類)としての家、
人の健康維持&増進に役立つ家・・・
保険医療費が限界に来ている今、治療の前に
病気にならないようにする、の方がより重要になりそうです。
家って、ますます、もっといろんな可能性があり、
ますます、もっと面白くなりそうです。
現在進行形の現場も、
この秋から始まる現場も、
ゼロエネはじめエネルギー関係はもちろんのこと、
「家」の可能性をエヌテックとしてより幅広く追求した
ご提案となっています。
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by ntecj-yoko
| 2013-09-27 11:15
| 取り組み