『LONG WAY DOWN』(トム・オデール)
2013年 08月 23日
ここ最近(珍しく?)アタリ!のCDが多かったので
またまたご紹介します。
2013年イギリス(またかよ!)最大の期待の新人!(らしい)
「トム・オデール(TOM ODELL)」のデビュー盤
『LONG WAY DOWN』です。
今年のフジロックにも参戦したようですから、
すでに日本でも有名なのかも?
去年末、あのアデルも受賞したという批評家賞を受賞し
「バーバリー」のショーでも聖歌隊と一緒に演奏したらしい。
さすがはバーバリー、プロモーションの上手さではピカイチ
と言われているだけあるなあ。
見たかったなー!
早速聞いてみると、これが・・・いい!!
22歳(!)らしくフレッシュで勢いがありますね。
ちょっとしゃがれているけど透明感のある声、
ジャケットの印象よりパワフルなのにビックリ、
ちょっと物悲しさが感じられる声と曲調、(UKらしい。)
才能ゆえか?傲慢さらしきものも見え隠れし、
そこもなかなかGOOD。
私が高く評価したいのが、”曲の短さ”ですね。
1曲が約3分ほどと、どれもコンパクトにまとまっていて
さっぱり終わる曲が多い。
しかも、メロディが覚えやすく(←ここ大事!)
数回聞くとサビはCDと一緒に口ずさめます。
妙に長いイントロやダラダラと長い曲は
自己満足かよ?と感じることも多く、ホントに勘弁してほしい。
しかし!
ボーナストラックが多いのはやめて欲しいなあ。
つまり、”おまけ”が一杯付いているってことなんでしょうけど
所詮、本編から脱落した曲やライブ版のため、
全体の流れからいうと、付け加えることでイマイチ感は否めない。
余計なものは付けず、
ひとつのアルバムとして完成された方が私は好みです。
入れても、1~2曲までにして欲しいなー。
デビュー盤ということもあってか、粗削りな部分も感じられて、
今後に期待大!
(これもアデルと同じ。)
何と、あの「リリー・アレン」のレーベルなんですね。
(リリーは、もう自分では音楽はやらないのかな?)
さすがに、リリー・アレン、目の付け所がセンスいいっ!
イギリス本国はもとよりいきなりアメリカでも売れたらしく、
2枚目はかなりのプレッシャーだろうなあ。
でも、次も期待しているぞ!!
ここしばらく、通勤ミュージックは彼のCDです。
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by ntecj-yoko
| 2013-08-23 10:56
| music