『ハウスヴィジョンに行ってきました。』(in東京)
2013年 03月 07日
一昨日、昨日と久しぶりに東京へ行ってきました。
SE構法「重量木骨プレミアムパートナー」の総会参加の為です。
今回は、会場がお台場のホテルだったこともあって、
飛行機を利用したのですが、やっぱ、空港って不便ですねー。
あと、やっぱ東京は歩くねー!(笑)
靴の選択に失敗し(泣)疲れが3割増しの3日間となりました。
さて、それはともかく、会議は予想より収穫の多いものでした。
SE構法のロゴはじめキービジュアルのデザインを担当された
デザイナーの原研哉さんのお話が分かりやすく、
次の家作りへの示唆に富んでいました。
会議のメニューとして「ハウスヴィジョン」(原研哉さんディレション)
の見学を一番楽しみにしていたのですが、
思ったよりはぶっ飛んだ世界?ではなかったですね。(笑)
ハウスヴィジョンの会場の様子です。
一番面白かったのは、「クリーム状の泡が出る浴槽」(byLIXIL)。
独創的!これは入ってみたい!!
とっても気に入ったため3回見に行き、詳しくお話も聞きました。
超微細な泡につかるお風呂なのですが、湯気が出ないため
メガネもくもらず、本もよれよれにならないんですね。
湿気が少ないことででリビングのど真ん中にお風呂!もあり得るわけです。
今は、ありえないでしょ!ではありますが、非常識から常識になったことも
たくさんありますからね。
これ、欲しいなあ。(笑)
この超微細なクリーム状の泡は、つい触ってみたくなります。
きっと、素肌に触れた時も滑らかなんだろうなあ・・・とうっとり。
疲れも泡と一緒に溶けて行きそう。
すでに、高級ホテルのスイート、スパ、などから引き合いがあるそうですよ。
私、寝る、入浴する、などエネルギーを放出する形の、
家の中での休息の場に強い関心があるため、
この独創的な浴槽もですが、展示の寝室も全てじっくりと見ました。
ハウスヴィジョンで、私は設備機器類によって家(暮らしでなく)が
変わって行くのかも、という可能性を感じました。
建築家ではなく、設備など業界以外の方の考えが面白かったですね。
個人的には杉本博司さん+住友林業の「数奇の家」が良かったです。
「日本人の美意識」・・・これは原研哉さんのお話の中にも登場した
これからのキーワードのひとつですが、
今後を予感させる展示だったと思います。
一番つまらなかった?のは、「編集の家」かな。
まあ、普通・・・ですかね。(笑)
これって、”今”すでにあるでしょ!?と、ちょっとガッカリ。
その分、リアルに分かりやすいのかもしれませんね。
あと、「白」ってやはり流行ってるのね~。
全体がとにかく、白かった。(笑)
特に「HONDA+藤本壮介さん」のところは良いお天気のせいもあって
白に光が反射して目が痛くなるほどでしたもん。
これ(白)も今流行ってるんだから、他に何かなかったのかしらん?
あと、とにかく・・・・・寒い!
ま、見学者が出入り頻繁でオープンになってるから仕方ないにしても、
吹きさらし状態で、しかも真っ白と相まって見た目も体感も寒い。
エネルギー関係を含めた温熱環境の斬新な提案がなかったのも残念かな?
見る前は、もっと独創的でビックリするような仕掛けがあるのかも、と
期待ほどは、そう斬新でもなく驚く事もなかったように感じました。
今回は、原さんがおっしゃっていた「家は様々な産業の交差点にある」
という言葉が最も印象的でした。
ハイテクも、懐かしさも、たくさんのことが「家」を介在して存在しています。
ぶっとんだものを見たオドロキはありませんでしたが、
SEからの新しい提案も期待感に満ちたものでしたし、
念願かなって優秀な方々との交流も出来ました。
非現実的なぶっとんだ提案はしませんけど、
ここでの収穫も含め近いうち皆様に形としてお届けできそうです!
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by ntecj-yoko
| 2013-03-07 17:06
| ちょっとお出かけ