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今朝は久々にフロントガラスにお湯を掛けずに済みました。(笑)

これ(お湯かけ)って、車にとってあんまり良くないらしいですから
できれば控えたいですしね。

ただし、今週中はまだまだ寒波が居座るようなので
気を付けたいですね。



さて、車の配置についてあれこれ書いてきましたが、


外部でもうひとつ目に付くのが
「設備関係」
の配置とその処理です。


前回前々回にも書いたように、
どうしても敷地一杯に住宅を建てたいという想いで
家自体が隣地・道路境界のギリギリの配置になっているため、

設備機器類が、これってメンテナンスはどうやるの?
という位置に設置されていたりするのを拝見すると、

設備にメンテは付きもののため、
後々、メンテ時にはいちいち取り外すのだろうか?
とか、
余計な工賃を請求されたりはしないだろうか、と
(特殊工事になると別途請求されます。)
他人事ながら余計な心配をしたりします。


とにかく家をちょっとでも広く!
というお気持ちは十分理解できます。


そりゃ、室内が重要であって
設備のために室内は犠牲にしたくない
わけです。


面積に十分な余裕があれば良いのでしょうが、
限りある敷地を目一杯活かす方向になることが多く
法律に違反してなければ問題ないとは言え、
もうちょっと考慮できなかったのかな?と思う場合もあります。


設備機器類は、
主に、給湯器(ガス・灯油・電気系など)、エアコン室外機、
換気システムなどでしょうか。


この中で要注意なのが、
”排気”と”音”ですね。


排気に関しては、設置状況によっては
ショートサーキットを起こし機能を十分に発揮できないばかりか
故障の原因になります。


また、隣地への排気は控えたいですね。
ただし、敷地状況によりお互い様の部分もあったりで
仕方ないケースもありますが、
それでも配慮をしていることが”見える”ことが大切かと。


かなり前ですが、
エアコンの室外機を数台隣地境界のコンクリート上に並べて
排気を隣家へ向けていたケースを見たときには、
唖然としました。


その度胸(?というより無神経さ)に驚くと共に、
どうして計画時に処理出来なかったのだろう?と不思議に思いました。


エアコンを建築後に設置したのか?
または、
室外機のことは考えずに計画したのか?
(のどちらしても、排気方向は考えなきゃいけないですね。)


車同様に、
いや設備機器類こそ、
ほとんどが配管で室内と繋がっているため
一度設置したら容易に動かせません。


ここ数年は、
エコキュートがかなり普及しています。
エコキュートはタンクの大きさもさることながら
(設置を考えておかないと、設備屋さんがとても困ります。)
運転音がちょっとした問題になっていたりします。


実際の皆さんの家の現場で、
問題として顕在化するかどうかは分かりませんが
そういう問題があるらしい、ということを知っておくだけでも
対処の仕方が違います。


設備計画は平面・立面計画時に同時に考えておく必要があります。
つまり、設計士の仕事の範疇になります。


給湯手段は何か?
暖冷房を何で行うか?
その機器類はどこにどう設置して、室外機の位置は?
(エアコンの場合、ダクト配管も外部の美観と関係があります。)


何度もしつこいですが(汗)
ステキな暮らしは、様々な配慮の結果実現し
支えられているわけですね。


<追記>

ここ数年のエアコンの進化ぶりはとにかく凄いです。

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代表的エアコンメーカーである、ダイキンの「うるさら7」は↑(画像はお借りしました)
無水での加湿による乾燥対策や
風向の自動コントロールなど、がウリ。
しかも超省エネ。

各メーカーさんともにエアコンの持つマイナス面をクリアするか、
しかも省エネは大前提、という難しい課題に果敢に取り組まれています。

建築も設備に負けられませんね!


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# by ntecj-yoko | 2017-01-22 14:27 | 特別な家作り | Comments(0)
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昨日の夕方から降り続いた雪が、
今朝、バッチリ(?)積もっています。

道路もガッチリ凍結していますね。(泣)

山陽自動車道では、事故も発生しているようですので
お出かけ予定の皆様は、どうぞ十分にご注意下さいませ。



昨日の”車編”の続きです。

私にとって車は日常生活の必需品。
なくてはならない相棒です。

近場の買い物や、かなりの遠出まで、出掛けるときは常に車です。


当たり前ですが、車は家にとめます。


昨日も書きましたが、
車は家の計画をする際には”邪魔”なものなんです。

敷地に制限があり、でも目一杯広くしたい!
と思っても、車を停めるところを確保せねばならず
その分、家自体が制約を受けます。


なので、先ず、
家として欲しいスペースを確保してから
空き部分になんとか車を停める、
と、なりがちかもしれません。


そりゃ、家を作るわけですから、
欲しいところが最優先なのも分かります。


しかし、その順番で計画すると、
なんとか車が入っても、
「美しい」
家にはなりにくい。



無理やり感がそう感じさせるのか分かりませんが、
概して、ぱっと見美しくないと感じたら、
使い勝手もイマイチなことが多いように感じます。


敷地は確定事項(変えようにも変えられない)ですから、
最大限どう活かすか、が設計者の腕の見せ所です。


たくさんあるご要望はもとより、
日射も取り込まねばならず、
風も通したい、
設備の配管や設置場所も必要、
メンテナンスのことも考えておかねば!
むろん建築基準法や民法も考慮が不可欠、
(場合によっては地区条例などもあります)
しかもコストコントロールも必須事項!!


一度に複数の事柄を処理してまとめる必要があり
結構、いや、かなりややこしい。


私が教わったのは、
物事を順序立てて整理し、順番に従って組み立てること、
です。


何はさておき、
やっかいな車を処理してから、
家本体との関係性を作り、その後家の配置を決める。


まあ、車は小回りは利きませんが動くものですから
多少はどうにかなるとしても
(車種を変更するという手もありますね)
家は絶対に動きません。


車を美しく停める配置を決める。
車の出入りと家との関連を考慮してキチンと配置する。


車の計画も、家の中の収納計画と同じく
整理整頓の一つ。


整理整頓がされていると、
実際の使用に際しスムーズでストレスが少ないのは、
室内の収納計画と同じです。


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アウトドアが趣味のご家族の家。↑

大きな屋根下での車への荷物の積み下ろしが可能、
かさ張るグッズの収納(木塀の裏が収納部分)、
車、収納、玄関への出入りを考えた一例です。


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# by ntecj-yoko | 2017-01-21 10:02 | 特別な家作り | Comments(0)
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積雪のあと、雪解け水によって道路が汚れているのが分かりますよね。
歩行者の方は、車がそばを通ったらご注意くださいませ。


広島では家づくりの際に、車の台数を確認するのが普通です。

東京などの大都会や広島でも街中では、
徐々に車を所有しない方も増えつつあります。

が、まだまだ郊外では車は必需品ですね。

今回の積雪時につくづく思うのが
「車庫」があったらいいなあ・・・
です。

うちのお隣様は車が車庫に入っているため、
極寒の朝でも車(の窓)が凍結していませんし、
もちろん、雪がどっさり車に乗っていて・・・もありません。


雨天の時も同様です。
出入り時の傘を差すタイミングによって、自分や荷物が濡れてしまったり
車の中に雨が降りこんだりと、
「あちゃー!」
ですね。


屋根って有難い。


家の計画時に、敷地に対して車をどう配置するか、
エンネ(エヌテックも同様)ではルールを決めています。


車は入れる時より、
出す時の方が倍は面倒。



それを踏まえて計画します。


車は小回りが利きません。
直角に曲がれないし、ミラーやアンテナなどの突起物もあり
ドアの開閉によって出入りするスペースも必要です。


また、車種によって寸法も違います。


車のことを後回しにして建物の配置を決めてしまうと
ずっと出し入れに四苦八苦することになります。


たまに、
「これって、きっと残ったスペースに車を配置したんだろうな。」
と思われるケースに遭遇しますが、
車の出し入れが大変そう・・・。

交通量の少ない道路であれば、少々手間取っても問題がなくても
そうでない場合、
もしかしたら、
(公衆用道路を)通行するドライバーやご近所のちょっとしたご迷惑?に
なっているかもしれません。


他人様への配慮もさることながら、
マイカー通勤やお子様の送り迎えなどに車を利用されていれば、
車の利用は毎日です。


どう配置すれば出入りがスムーズなのか、
玄関との関係はどうか、
車関係のもろもろ(冬用タイヤや修理部品関係など)はどこに収めておくか、
切っても切れない暮らしの足である車の処遇は
とても大切です。

私の設計による弟の家。(下の写真)

車庫の奥に見える木塀の裏が雑多なものを収める収納です。
道路側からは見えず、ちょっとした屋根付きです。

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また、車が大好きな方にとっては家と一体になった車庫もおススメです。

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ただし、床面積に加算されると建蔽率や容積率が厳しい地域は要注意、
さらに固定資産税にも関係しますので、
ご入居後に不動産を所有し続ける限り発生する諸費用も気になる方は
設計者とよくよく相談して下さいね。


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もうひとつ!

車庫や屋根に積もった雪が落屑となってお隣に行かないかどうか、
も、計画する際に大事です。


やはり、向こう三軒両隣。
お客様はもちろん、ご近所様も
お互い様で気分よく暮らして頂きたいですからね。


愛される(配慮が行き届いた)家はご近所様にとっても、
望ましいGIFTです。



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# by ntecj-yoko | 2017-01-20 12:02 | 特別な家作り | Comments(0)
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寒い日が続きますが、
今日は、少し寒さが緩んでホッとしました。

団地内の雪もかなり少なくなりました。

今週の月曜日、凍結した道路で車が立ち往生しているのをみて
タイヤ交換を済ませていて良かった〜!
と、つくづく。

超凍結した道路にノーマルタイヤで出掛ける度胸?は不要。
自分も困りますが、後続車に迷惑が掛かります。

やはり、季節にはそれなりの準備が必要ですね。



家づくりを考え始めた時に、
自分の家が、自分たちに及ぼす影響について
皆さんも、いろいろ思いを巡らされることと思います。

一番は、コスト(お金)ではないでしょうか?

全てを自己資金でご用立てされる方も、
住宅ローンをご利用される方も、

もっとも重要視されるのではないでしょうか?


当たり前といえば当たり前ですね。


欲しいもの、望むものを挙げていくと、
予算と乖離することがほとんどのため、
そこで皆さん、取捨選択の必要に迫られます。


優先順位を付けていくこともあり
本当にこれでいいのか見直しをされることもあります。


私としては、
本当に欲しいのか必要なのか、外してはいけないものは何か、
をご検討頂きたいですね。


皆様、それぞれの想いがありますので、
一概にそれは不要では?とは申し上げられない点もあります。
そこは、プロ(私たち)の意見を参考にして
ご自身のご判断になろうかと思います。


いい結果を得て頂くために、
コストの有効な配分が必要なのですが、


このブログを読んで下さっている方はお分かりでしょうが、
私がアドバイスをするとしたら、
「性能だけは絶対に落とさないで下さい。」
ですね。
それは、
「家は自分への投資でもあるとお考え下さい。」
ということでもあります。


エンネも、エヌテックも、
コストコントロールの際に、窓のランクダウンは絶対しません。


性能(オススメは、超高性能)を担保することで
ご入居前にもっとも分かりづらく
ご入居後もっとも深く実感出来る、
「快適」
と、
「省エネ」(これもお金に関係します)
が得られます。


暮らしやすさに関しては、
携わる側(プロ)の問題意識によると思います。
設計士が何を重視しているか、で
タオル掛け一つ、
スイッチ、コンセントの位置一つ
も、全然違うからです。


全て、皆様へ「家からのGIFT」として受け取って頂けます。


受け取れるGIFTを想定して家づくりをされた
当然の帰結でもあります。


家は人生を送る場となるわけですから
それ相応の「戦略」が必要だと私は考えています。


安佐南区M様邸(二世帯住宅の2階部分)です。↓

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「二世帯住宅」は、いい戦略の一つだと思います。


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# by ntecj-yoko | 2017-01-19 11:01 | 特別な家作り | Comments(0)
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積雪は一段落したようですが、
氷点下の朝が続きます。
(私の住んでいるところは、午前6時頃で約−7℃!)

暖房による過乾燥と結露の関係が悩ましい日々です。




さて、積雪があると住宅の屋根が気になります。

日当たり状況や暮らし方もあるため、
一概には判断できないのですが、


屋根の雪が溶けている家とそうでない家があります。


(前も書きましたが)
これは多分、主に断熱と気密の差ではないかな?と。


屋根もしくは天井で断熱がされているはずですが、
(築年数によっては、気密は全く取られていないはず)
断熱が甘いほど、屋根の雪が溶けやすいわけです。


暖房や生活熱による暖められた空気が上昇して屋根に到達し
雪を溶かすわけです。


ということは、
室内の暖房の効きも良くないはずですね。


室内の天井部分と足元部分の温度差も、
暖房をすればするほど大きくなり、
より暖房を強くする・・・という循環になります。


なので、ホットカーペットやこたつで足元を暖め、
室内はファンヒーターなど、
熱量の大きい暖房器具をお使いではないかと
想像します。


というのが、以前、うちがそうでした。


暖房器具総動員で寒さをしのいでいたわけですが、
エネルギーコストが嵩むだけでなく
室内の温度ムラ、臭い、暖房室と非暖房室の温度差・・・
「快適」
とは言えず、ひたすら忍耐の上に成り立っていましたね。


去年12月にあった「前先生」のセミナーで
先生のおっしゃていたことで、なるほどと思ったのが、


「エアコンなどの設備の開発は、ほぼされ尽くした感があり、
これ以上の劇的な省エネは厳しい。
あとは、建築を強化するしかない。」


そう、設備機器メーカーさんは
開発にしのぎを削った結果、
超省エネで暖冷房をするという相当な成果を出しています。


設備類がいくら頑張っても、
使用される室内環境がそれに応えるものでなければ
真の実力を発揮できません。


自然エネルギーは利用するべきですが、
それで全てが賄えるものではありません。


そして自然エネルギーをきちんと利用できる(遮ることも含む)
かどうかも
建築計画次第になります。


建築で(自然を踏まえた)環境を整え、
適切な設備の導入、
の両方が、
快適で省エネな家づくりにとって大切ですね。



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# by ntecj-yoko | 2017-01-18 09:30 | 特別な家作り | Comments(0)

設計士yokoが主催する スタジオエンネのブログ


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